金月銀陽 エディターズ・ノート(第5~6話)
そんなわけで、エディターズ・ノートもいよいよ最終回。
今回は5~6話となります。
*第5話の書く前は、バタバタしていて書く暇がなかったようです。
▼第5話(できた)
相変わらず、食べ物の絡む新井PBeM。
なんというか、5話については色々と3~4話のバタバタで仕込み不足だった所とかなんとかが一気に吹き出てきた感じで、実のところ語れる事が多くありません。
まあ時間がない+思いつきの展開だったので仕方ないというかまるっきり自業自得なんですけど、ヒサ姉妹のタイムリミットについては4話のウチにちゃんと出しとかないとだめだったなーという。
ネクロポリス周りの設定的な所も説明不足でしたね。
*ネクロポリスは転移ゲートをくぐらないと行けない場所だったのですが、地続きと思ってアクション掛けてくるプレイヤーさんが何名かいらっしゃいました。これは明らかに説明不足……!
あと今回はククロくん無双でした。
もともとタロさんと同じようにやりたい放題の独自路線でやってくるククロくんでしたが、まさかアークに直接接続しに来るとは思わなかった。この辺は、メカフェチ君の本領発揮というか、今までの仕込み勝ちという所ですね。
第4話以降は、実のところアレクを中心とした独立戦争ネタにしても面白いかなーと思ってもいたんですが……敵の規模が大きくなりすぎて3回じゃ絶対収拾付かないのと、そもそも第4話の時点でプレセアさんが「もう独立しちゃおうぜ!」みたいなアクションを仕込んできていたので、その辺はじゃあ後日談にしてもいいか……みたいな感じになったという経緯があったりなかったり(ひねくれもの)。
*これは前にも書きましたが、とにかく敵となるキングアーツと神揚が強すぎて、本気出されると全滅、補給断たれると全滅、かといって攻めると全滅、という外交バトル特化の無理ゲだったんですよね……。
外交戦になるとそれこそ戦えるのってPCでも本当に限られてきますし。
というか、本編をPCの出番メインで回すウチのPBeMにおいてNPCの謎を中心にするのはいささか無理がありました。ぐぬぬ。
っていうかNPCの心情書くくらいならPCの出番増やしたいもんなー。……なので、アレクと万里が仲良くなったのかどうなのか良く分かんない感じですが、それなりに仲良くなってます。
基本アレクは紳士ですし。万里はあんな感じで免疫ないので、割とちょろいです(それでも奉さんとかいるので、前の周回よりは耐性出来てるはずなんですけど)。
後はあれだ。
「敵側になったから散り際アクションにしますね」とか書いてきた方々。
諦めるな! まだそこで試合終了じゃねえ!
というかそんだけやり放題暴れといて格好いい散り際とか望むんじゃないよ!
*僕の贖罪系アクションについての考えは、最終話のエレさんの台詞が一番近いです。
▼第6話(かくまえ)
色々ありがとうございました。
もうラスバト→後日談なので、実のところこの段階で既にする事は決まってるモードです。プロットもさくさく進む。
概ね皆さん思う通りの所に着地するんじゃないかなー。
プレセアさんの思考とヒサ姉妹の立ち位置のギャップについては後だし気味ではありますが、それなりの埋め合わせをする感じになりました。
個人的に今までの歴史では侵略行為を始めたキングアーツ側が圧倒的にDQNになっていたので、この辺の埋め合わせは脳筋武闘派国家と裏で何やってるか分からない陰険国家でいい対比になったんじゃないかなーと。ひどい言いぐさ。
アーレス君は死亡前提アクションでしたが、エレさんと鳴神さんがいやらしいアクション掛けてきたので、その辺に乗っかる形で。
シャトワールさんと半蔵さんも、ジュリアちゃんと奉さんが仕掛けてきたので思い通りにはならない予感です。
王虎に関しては、ベースはアーデルベルトさんの7話用アクションでした。というか、今まで散々ネタ振りしてきた白虎型ベースかつ神獣+アームコートな機体という時点で、もう事後に出すとかありえないよねーという流れ。
というわけで、ほぼタイムラグなしでヴァイスティーガ弐式という補完をして、7話に先駆けて6話で登場ということに。
*こないだの福岡旅行でアーデルベルトさんのPLさんと直に話をする機会がありまして、聞いてみたら全くの偶然だったそうです。でもこんなネタ振られたら乗るしか無い! このビッグウェーブに!
ただ、終盤も相変わらず説明不足な箇所が多くてアクション密度に結構な差があったので、ここは例によって今後の課題ですね……。
次回作をやる時は、22人はいくら何でも多いので、半分か三分の二くらいに減らしたい所です。さすがに仕事の合間にこの人数・密度で文章を書くのはしんどい……というか、追いつかないです。
▼第6話(書いたよ)
今回は他の作業(11月中のお仕事)を終わらせてからの作業だったのと、意識して容量を減らしたので、実のところ以前よりは余裕がありました。いや余裕があるって言ってもかつかつなスケジュールな事には変わりないんですが。
というか、仕事云々よりも気圧の変動によるメンタルダメージの方が酷かったです。これがなければもうちょっとペース上げて作業出来たんじゃないかしら。
とりあえず執筆環境があんまり体によろしくない環境なので、年内にもうちょっと色々整えたい所です。本業にも響くしね。
概ね皆さん思う通りの所に着地するんじゃないかなーとかほざいてたようですが、若干アクションの優先順位を付けて思い通りの行動になってない子もいる感じですね。
環と珀亜フォローのうち珀亜フォローを優先にしたヴァルさんとか、拠点防衛を優先にしたコトナちゃんとか。○○したい、××もしたい、△△も出来れば……みたいな複数アクションを掛けるとどれを優先にするかは何となくキャライメージや活動場所や因縁云々で決めちゃうので、やむなしといった所です。善処はしますけど。
アクション薄い人は適当に水増ししてそれっぽい行動させてます。これはいつもと変わらず。ただしアクション文章量が少ない=薄い、と直結するわけではないので、この辺はゴニョゴニョです。
*labcom.infoのPBeMでは複数アクションは特に禁止しておりません。どれが採用でどれが不採用になるかはその場の勢いで決めるので、思い通りに行くかどうかは分かりませんけど。
今回ラスボスは久々にPCさんになりました。
アーレス君とシャトワールさんの黒幕コンビなのはまあ予想通りというか、神王云々のネタを珀亜ちゃんに振りすぎてしまったので、順当と言った所。ただし神王さま+αで尺を結構取っちゃったのと、あんまりPCフルボッコにしても仕方ないので全体的にあんな感じになってます。
その後に関しては、大体僕の考えはエレさんが言ってくれてるので省きますが……死して伝説になる的なのは格好良すぎると思っているので、まああんな感じになってます。だってかっこよすぎるじゃないですか。
なので、ラスボスのアーレス君はあろうことか千茅ちゃんでトドメになってます。しかも真っ二つとかじゃなくて片手半でぶん殴り。
この辺は、5話くらいで千茅ちゃんのアクションに「ラスボスぶん殴りたいんですよー拳の振り下ろす先がないんですよー(意訳)」的な事がちょっと書いてあったので、ラスボスぶん殴りは5話の段階から決まっておりました。
後は何か書き残しあったかな。ああ、柚那ちゃんとムツキさんの本気戦闘シーンがなかったのは、ちょっと本気具合がバイオレンス過ぎて描写できなかっ……というのもなきにしもあらずなのですが(神王様、若おじいちゃんの相手で処理能力格段に落ちてますしね……)半分くらいこっちの都合でやったネタなのであんまり派手にやるのは自重したところです。
7話については……まあ、いいよね。
冒頭でちょこっと不安感出しておいて、後はまあ……みたいないつもの手口。
だいたい鳴神さんとプレセアさんとタロさんの共同事業ネタが持って行ってます。
あとコトナちゃんの大使扱いはエレさんのフォローアクションでした。コトナちゃんの希望とも噛み合ってたのでこの辺はするりと。
金銀のラストはどうしようかなーと思っていたのですが、結婚式希望者がやたら多かったのであんな感じになりました。
まあこういうのも悪くない……ですよね?
さて。今週まるまる使ってお送りしてきました金月銀陽エディターズノート、これにて終わりとなります。
もう少しだけお付き合いいただきまして、ありがとうございました!