劇場版カブト&ボウケンジャー

 やっと見てきました。
 ので、以下略(ぉぃ)

・劇場版ボウケンジャー 最強のプレシャス
 毎年劇場版戦隊は全く心配してないのですが、今回もそんな感じ。
 TV版と同じノリで楽しませていただきました。虫嫌いだったり、チーフのパパを「お義父様(どう聞いてもこうとしか聞こえなかった)」と呼んだりするさくら姉さんが可愛かったです。

 相変わらず自分達の乗るロボットの仕様をまともに教えてもらえないレッド以外の四人萌え。

 まあ難を言えば、ラスボスはダイタンケンじゃなくてアルティメットで倒して欲しかったなとか、秘密組織なのに「ありがとうボウケンジャー」はねえだろうとか、細かいツッコミは多かったのですが……概ね問題ないかなぁと。小さいところですしね。

 そうそう。海岸のシーン、さくら姉さんの白いものが見えてませんでした?(ぉぃ

・劇場版仮面ライダーカブト God Speed Love
 基本的にはいつも通りのライダーvsライダーの構図。トンデモはなかったけど、井上脚本のベースとあんまり変わらなかったような気がしないでもなく。
 全体的にダラダラ見てましたが、渋谷隕石の顛末にリンクしたところはさすがに盛り上がり。そうかなるほど、そうなってたわけか。

 と、全体はいつも通りなのですが……。

・ゼクトルーパーが無茶苦茶強い
 オモチャで出てた盾持ってたよ!
 ワームの脅威が猛烈に強くなってて、能力が底上げされてるんだろうけど……集中砲火とはいえドレイク倒すとかどうよ(笑

・クロックアップの珍妙な挙動
 ドレイクとかが全然クロックアップしなかったのでどうしたんだろうと思っていたら、最初の宇宙戦闘シーンでようやく登場。宇宙でド派手に重力制御を行った後、「クロックアップでワープゲートを開きます」とか言いだしたので、空間を歪ませる技になったのなら通常戦じゃ役立たんわなぁ……と補正をかけた瞬間、カブトとガタックが普通に時間加速。

 ドレイクやザビーのクロックアップは、資材不足でオミットされちゃったとか?

追記:空間制御は、クロックアップじゃなくてジョウントの担当ですね。マスクドガタックの無限肩ランチャーや、ゼクトマイザーに使われてるヤツ。
 どう見ても重力制御な宇宙ステーション戦のアレは、良く分かりません。

・劇場天道が7年前に戻ったのならTV版先週のハイパーカブトは結局何者?
 TV版世界のカブトベルトは、現状二本ある。
 劇場天道の持ち込んだいつもTV天道が使っているベルトと、恐らくゼクトにあるTV世界オリジナルの二本。なので、カブトゼクターがもう一つあればハイパーカブトを登場させることは可能。
 でも天道がいつも使っているカブトゼクターは、劇場天道が持ち込んだものじゃなくて、ゼクトオリジナルの可能性が高い。なら、先週出て来たゼクトオリジナルベルトを使って変身したハイパーカブトはどのカブトゼクターを使っているのだろう……という疑問。

 カブトゼクターはカブティックゼクターとして複数生産されてるし、量産モデルの試作品という可能性はあるのですがね。

・おぼっちゃまが忘れ去られていたり
 おぼっちゃまは現在死んでいる人なので、もしこの世界でワームに殺されただけだったらもちろん生きているわけがない。
 ワームが擬態したとして、その後普通に狩られてたらもちろん生きてないしねぇ。

・この話の構成ならワームいらねえじゃん
 隕石が落ちてきて水の干上がった世界で、ライダーが普通に戦うだけでも良かった気が。ドッペルゲンガーもクロックアップも尺の都合で消えてるし、ワームの立場がありません。最後の隕石にはワームがいてもいい気がしますが……。

 恐らく唯一の見せ場だったひより襲撃は、今回出番のなかった影山さんがワームの代わりに張り切ってくれますよ。

・樹花ちゃんの立場がない
 ひよりの妹説に関しては、あれ天道のついた嘘だよなぁ? 11歳の時に兄ちゃんがいりゃ、記憶喪失でもない限り覚えてると思うんだが……写真で親のことを覚えてるくらいなら、最初から死んだ(けど実は生きていた)お兄さんがいた、とか言いそうだし。
 ひよりを加賀美に預けつつ、自らも見守れる良い立場に立とうと思った天道の必死の嘘だと思いたい。ペンダントは……その後、ひよりの母親に何らかの手段でもらったとか。

 なんというか、ボウケンジャーのツッコミは些細なところだったんですが、こちらは相変わらず致命的なところでツッコミがガツガツ入れられるので、楽しいやら楽しくないやら。

 まあ、武蔵のインパクトは良かったです。あと渋谷隕石に繋がったのは言うことなし。
 劇場版555で、巧が実はオルフェノクだった、っていうサプライズくらいのびっくりはありましたよ。

追記:仮面ライダーカブトは、複数回歴史がループする物語、という仮説が某所でありました。なるほど、それならベルトの謎や35年前からの歴史もフォローできることになる。
 なるほどなるほど……。
 まあ、上の考察は新井版ということで、このまま残しておきますが。

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