ロボとーちゃん!

 ワーナーマイカルのレディースデーと10の付く日が1000円デーがなくなって、毎週月曜日が1100円デー固定になったので、ちょっと気になってたしんちゃん映画を見てきました。

 もともとクレしんのカンタムロボやアクション仮面系のゴチャゴチャロボアクションは大好きだったのと、ロボとーちゃんのCMの人工筋肉アクションに興味があって行ってみたのですが、結果的に大当たりでした。普段しんちゃん映画はテレビでたまにしか見ないんですけど、行って良かった。
 CMで面白そうだと思ったらハズレはないと思うので、気になったかたはぜひぜひ。

 まだ封切りしてあまり時間が経ってないので、ネタバレ含む感想は間を空けてこそっと書いておきますね。

 もうちょっと。

 このへんから。

・オープニングの石田卓也氏のクレイアニメを見ながら、脚本:中島かずき で吹く。
・っていうかカンタムロボもドリルかよ! シールドマシンだったけど!
・ロボとーちゃんとみさえの確執に泣いて、しんのすけとの友情に笑う、そんな感じ。
・CMに出てくる所は結構メインどころかと思ったら序盤で超サクッと消化されてた。
・むしろそこからが本番。
・とーちゃんvsロボとーちゃん! 本物と偽物対決! しかもロボ!
・とーちゃんvsロボとーちゃん! そこからの共闘! ああああもおおおおおおおお!
・金ぴか親父との決戦後のロボとーちゃんの悲哀。うわあああああとうちゃあああああああん!
・なんだかんだで武井咲の婦警さんかわええ。
・しんのすけの本気。でもカッコイイだけじゃなくてしっかり落とすあたり流石。
・最終決戦……すごく……天元突破です……。
・腕相撲でボロ泣き。
・朝日とロボと男の子という鉄壁の構図。もう本当にやりたい放題。おじさんは泣く。
・EDで後日談もさらりと。前よりもちょっとだけ良くなった世界、という落とし所が素晴らしい。

・あっ! なにか妙にスッキリ終わったと思ったら、これ「次は夏映画だ!」がないんだ!

 とまあ、中島かずきでテンション爆上がりした所に、ロボとーちゃんの『家族を持ったロボ』の悲哀や、生とーちゃんが出た後の切ない所、ロボットになってしまったヒロシだけじゃなくて、ロボとーちゃんに即座に適応したしんのすけと、ロボとーちゃんをどうしても受け入れられないみさえという子供と大人の視点の差なんかも、二時間にぎっしり詰め込んであったので(金ぴか親父との対決直後の雨のシーンとかもうその辺の視点の差が半端ないんですわ……)、その辺どうなるか楽しみにしていた僕としては大変満足でした。
 最後のロボとーちゃんが停止するまでの流れはド定番ですけどド定番だからこそ良い、馬鹿な男の子が大好きな熱い流れ。

 とはいえ、そういう重っ苦しい流れをしんのすけ親子が上手いこと中和しながら進めてるので、トイレに立つ子供はいても、退屈して暴れ出す子供はいませんでした(今日は平日夕方に行ったから珍しく貸し切りじゃなかったんすよ)。

 そういう意味では、まさに『何をやっても許されるコメディ家族ドラマ』としてのクレヨンしんちゃんの本領発揮……という映画だったんじゃないかと思います。

 終わり方もスッキリしてますしね。泣けますけど。

 というわけで、今年の映画ランキングの中じゃぶっちぎりでトップの一本でした。時点はタイバニライジングだけど、どっちも原作ありだし今年のランキングじゃ特別枠……かなあ?

 次はキャプテンアメリカかテルマエか蜘蛛男あたりを見に行きたい所ですけど、キャプテンアメリカ、ワーナーマイカルのくせに字幕しかやってないんだよな……! 字幕は途中で字幕読むのダルくなって寝ちゃうから吹き替えの方がいいのに……! おのれワーナー!

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