なんかマイマイ新子が山口県以外ではどんどん終わっているらしい

 なんか各所で絶賛されてる(らしい)マイマイ新子ですが、地元である山口県以外では興行で大苦戦を強いられておりまして、なんか色々と不遇な目にあっているようです。

 山口県民として何かせんといかんと思ったら、どうやら上映期間延長の署名活動をしている様子。

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 まあなんだ。半分は地元民としてのエールなのですが……。

 実際の所、評価にこれほど困る映画もなかったりします。
 だからこないだ「見に行きましたよ」の記事であんまり長く書いてなかったわけなんですががが。

 間違いなく、面白くないわけじゃないんです。途中で寝たりしなかったし(朝イチなのに)、むしろ最後まで集中して見てたと思います。
 もちろん地元ホイホイなところは凄まじいのでそこに注力してたのかなぁ……とも思ったのですが、ただ単にそういうわけでもないっぽく。いやまあ作画はマッドハウスさんなので激安定だし、多々良や桑山、国衙の描写も本当に地元民ホイホイレベルの再現度の高さなわけですが。

 昭和30年代の地方都市。
 地に足の着いたキャラクターが、地に足の着いた物語を地に足の着いたペースで進めていく……。主人公はごく普通の(ちょっと空想好きなだけの)女の子だし、周りを取り巻く人々だってごくごく普通の田舎の人達です。
 ただそれだけで、最後までじっくり見られるって……。

 あー。

 ダラダラ書き並べてたら、なんか分かった。

 地に足の着いたキャラクターが、地に足の着いた日常を繰り広げるだけの物語。

 たぶんこれ、リリレリでやりたかった事の究極系なんだわ。

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