ルリ：過去編（冒頭）のメインキャラと！
葵：番外編（マイソニア）のメインキャラの！
二人：質問に答えちゃうよコーナー！

ルリ：って、本当に質問って来ちゃうのねぇ。
葵：今回は珍しく強制シナリオだしね。……いや、強制シチュエーションという意味では、メガ・ラニカ旅行も性別逆転も変わらないか。
ルリ：じゃ、とりあえず行ってみましょうかー。

Ｑ．１
次回以降、ハナレン！との時間軸の関係はどうなってるの？

ルリ：ハナレンの次回は、生徒会長選ね。
葵：ええ。何やらいつも通りに一波乱ありそうだけど……。
ルリ：けどこれ、明らかにリリレリよりも先の時間よね？
葵：もちろん。以降の流れは、今のところの予定としてはこうなるわ。
ルリ：……言っちゃって良いの！？
葵：言わないと混乱するでしょ。

10月18日（体育祭当日）
　体育祭　：リリレリ７回、ハナレン2nd#2
　体育祭後　：リリレリ７回

（過去へ　リリレリ８回）

　最終決戦（予定）　：リリレリ９回（最終回）

10月19日（だったはず）
　お見合い騒動　：ハナレン2nd#2

（中略）

生徒会選挙　：　ハナレン2nd#3

（中略）

クリスマスかバレンタイン辺り　：　リリレリエピローグ

ルリ：ようするに……ハナレンが、既にリリレリの最終回を追い抜いちゃった形になるの？
葵：そういうこと。
ルリ：ええっと…………。
葵：体育祭の夜の戦いは、ハナレンでは無かったこと……じゃなくて、語られていないエピソードという扱いにしてもらってるらしいわ。
ルリ：じゃあ、ある程度はもう未来は決まっているという事？
葵：歴史が分岐しなければね。
ルリ：ふぅん……。
葵：もちろんあくまでも話が予定通りに進めば、という但し書き付きの話だから、アクション次第では別の展開になる可能性もあるわよ。
ルリ：ふぅん……。
葵：そのふぅん、分かってないふぅんでしょ。

Ｑ．２
あの状況じゃ、ＰＣたちの手荷物は最低限しか持ってないよね？

葵：みんなで計画してたみたいだし、リュック程度の荷物は持っていても不自然じゃないわよね。
ルリ：そういえば、そんな荷物を背負ってる子もいた気がするなぁ……。
葵：錬金術部の友達や心配性のお兄さんが気を利かせて……なんてのもあったとかなかったとか。
ルリ：自分達じゃなくて、回りが手伝ってくれたわけね。
葵：そういうこと。その辺は理由付け次第で、そのように応じるらしいわよ。……っていうか、こういうのは言った者勝ちな所もあるけどね。
ルリ：そんなのでいいの？
葵：いいのよ。メガ・ラニカ旅行の時ほどの大荷物や、旅先の食事まで全部……なんて事になると厳しいと思うけど。
ルリ：そういえば、食事なんかはどうなるの？　やっぱりはいりちゃんち？
葵：10月ならまだそこそこ暖かいし、山に入れば食べられるモノのひとつやふたつ、余裕でしょ。
ルリ：サ、サバイバルなんだね……。
葵：まあそれは冗談にしても、はいりはお人好しだから事情を説明すれば泊めてくれるでしょ。
ルリ：そうだねぇ……。そうだ、過去から召喚魔法で現在のアイテムを喚び出すことは出来ないから、気を付けてね！
葵：そうなんだ？
ルリ：うん。2008年で契約した召喚魔法、時の迷宮までは使えたんだけど、92年に戻ったら使えなかったのよね。
葵：あそこは時間軸が混乱してるものねぇ……。

Ｑ．３
ぶっちゃけ、出会って2、3日の連中がどういう言えるような類の決断じゃないよね？

ルリ：そうねぇ……。
葵：当たり前の話ね。
ルリ：普通、反対するよね。
葵：陸が同じ状況になったら？
ルリ：そりゃ、反対するわよ。葵ちゃんだって、マーヴァくんが同じ状況だったら反対するでしょ？
葵：ちょっ！　何でそこであれの名前が出てくるのよ！
ルリ：あ、でも葵ちゃんは、柚ちゃんが未来に行くのを受け入れたんだっけ……。
葵：……ええ。
ルリ：みんなには、何て言われたの？
葵：それは……………って、言ったらそれこそネタバレになっちゃうでしょ！
ルリ：ちぇ、残念。
葵：………ったくもぅ。だからこそ、みんながどれだけあたし達や柚を説得できるかにかかってるわけだけどね。

Ｑ．４
蚩尤の眷属・ナンクンってどんな奴？　属性は？？

ルリ：……………ええっと、ルーナちゃんが追い掛けてる奴だっけ？
葵：そうね。四凶と呼ばれる蚩尤……ツェーウーの眷属の一人ね。
ルリ：ふぅん……。
葵：細かいことはゲストに任せましょうか。
ルリ：…………にゃーって言わなきゃダメ？
葵：言わなくて良いわよ。
ルリ：にゃー！
葵：言ってるし！
ローリ：…………呼んだ？
ルーナ：何か用か？
葵：二人とも、ナンクンってどんな奴なの？
ルーナ：んー。性質としては、とにかく好戦的で頑固って聞いてる。ナンクンってのも、『教え難い』って意味の言葉らしいわ。
葵：…………。
ローリ：何よ。
ルリ：キュウキっていうのは、風と雷を操るんだよね？　だったらナンクンは？
ローリ：時間を圧縮した高速移動……戦いに特化した能力ね。
ルーナ：そうなのか？　あたしまだ、ナンクンとはぶつかってないんだけど。
ローリ：………らしいわよ。
ルーナ：へぇぇ…………詳しいな。
ローリ：少し調べれば分かる事よ。
ルーナ：………。
ルリ：そ、そうだ！　ついでに、残りの二体ってどうなってるの？
ローリ：残りは空間を支配する渾沌（カオス）と、万物を食らう貪欲な饕餮（トウテツ）の二体ね。
ルーナ：カオスとトウテツは、既にしかるべき所に封印されてるんだけどな。
ルリ：この事件っていうか、メガ・ラニカのマナの問題が無事に解決したら……キュウキはどうなるの？　あれ、リリちゃんのクラスメイトの子が持ってるのよね？
ルーナ：まあ、今は用があるから封印してないだけで、それがなくなりゃ封印されるだろ。いても使い手に害を及ぼすだけだしな。

ルリ：とりあえず、今回の質問はこんな感じ……なのかな？
葵：そうね。いきなり過去に飛ばされて大変な思いをしてる子もいると思うけど、とにかく人手が足りない現状だから、まずは自分の出来ることをしていけばいいと思うわよ。
ルリ：華が丘見物とか？
葵：流石にそういう雰囲気じゃない気もするけど……アリといえばアリね。それに、買い物や家事も大事な仕事だし。
ルリ：家ははいりちゃんちに泊めてもらうにしても、全部お任せ……ってのは大変だしね。
葵：あの子、ああ見えて家事に関しては万能だけどね。