そんなわけで、ゼーレの死海文書どおり劇場版エヴァンゲリオン：序を見に行ってきました。

　ものっそい良い出来！　Ｚみたいに旧フィルムを交えた総集編とは違う（ファンのかたすいません）マジ完全新作！　十年前にエヴァファンだった人は見に行った方がぜったい良い！　上映する劇場少ないらしいけど！orz
　まあ今回は導入ということで割と再編集ちっくでしたが、次回作（『あの』予告もちゃんとありました）は新展開がハンパなく入るようです。そういう意味でも、気になっている方はぜひぜひに！

　あと予告であったスキヤキウェスタンがものすごく頭悪そうでした。
　罠マイカルでやってれば時間作って見に行こうと思ったんですが、相変わらずの罠クオリティだったので余裕があればということで。ホントひどいな。

　んで、帰りに星の湯に寄った後、しなとらでラーメン喰らって、ついでに聖地巡礼して帰宅。

　県央～西部はとんこつラーメン優勢（九州勢力が強い）なので、久々に食べる醤油ラーメンは美味でした。が、下松に来たんなら牛骨ラーメン喰って帰っても良かったなぁとbaby bang bang bangなお腹で思うのでした。まる。

　あと県東部のおもちゃの聖地『さかた玩具』でイエサブの関節技を入手。さすが聖地、ｗａｖｅもイエサブもなんでもあるぜ。
　でも古い戦隊モノ玩具がだいぶ減ってたのは、なんか聖地っぽくなくて寂しい話。ジャンパーソンのラジコンとかダイムゲン未開封定価とかはあったけど、前はもっとスゴかったよなぁ……。

　さて。このくらい書けばネタバレ書いても大丈夫かな……と。
　以下はネタバレバリバリですよー。総評は上に書いたので、ファーストインプレッションだけでいいや、というかたはこのまま戻っていただければと。

　えーと。『完全新作』エヴァンゲリオンです。
　今回は『序』という名の通り導入部というわけで、ヤシマ作戦までの三体の使徒（サキエル・シャムシエル・ラミエル）を倒すまでの話が中心になっておりまして、割とＴＶ版に沿った展開でした。

　……が、色々と気になるところも出て来たので、覚えている限りで覚え書き程度に列挙してみたり。

・第『四』使徒サキエル
　ＴＶ版では第三使徒でしたが。
　背番号が変わってもやってる事はほぼ一緒。爆心地の中で二番目の顔がコンニチワ。
　ああ、そういえばミサイルの皮むきがなかったような……。

・綾波が無表情キャラって言ったの誰だ
　全然無表情なんかじゃありませんでしたよ。当時は無表情キャラの最前線をルリルリとツートップで爆走していたはずなのに……。

　神姫か。神姫で鍛えたせいなのか。

・一久ラーメン
　唐突に出て来てマジ吹いた。
　近所のローソンでそれ売ってるよ！

　あいかわらず宇部大好きだな庵野監督！

　あとしっかりタイアップしたせいなのか、ＵＣＣコーヒーとエビスビールが山ほど出てました。

・第三新東京市
　もうね、ＣＧバリバリで要塞都市っぷりがパワーアップしてました。
　ガイナお得意の風景描写がものすごい密度で動くもんだから、技術の進歩はすごいねぇと感心しっぱなし。

　この辺の建物とか、発令所のコンソールなんかはＣＧ化の影響をイイ感じに受けてますね。

・第五使徒シャムシエル
　胸のわしゃわしゃがパワーアップしてました。触手はガトリングも一撃両断。ガトリング意味ねー。

　こやつ辺りのエピソードはほぼＴＶ版どおり。ただ、いきなりシンジがトウジにぶん殴られたので、ＴＶ版未見だとちょっと分かり難いかも。
　トウジ一味との友情フラグが多めに立ってますが、この辺りが後々響いてくるんだろうな。

　あと、倒した後のあのシーンがああなっててびっくり。使徒のサンプルが手に入らなくなるわけだけど、それでいいんだろうか。

　
・第六使徒ラミエル
　間違いなく今回の主役。あまりにあたし好みなパワーアップに、失禁しそうになりましたよ！

　トレーラーであった表層の映り込みがキレイとか、そんな甘っちょろいパワーアップじゃありません。元が幾何学的というか完全に幾何学デザインな分、ＣＧ化の恩恵を思いっきり受けてます。
　ハンパなくカッコイイというか、デザイン変更が良く分からない初号機よりも非常に分かりやすいパワーアップの仕方をしているので、コイツ見るためだけでも劇場に足を運んでやってください。

　ああもう、ドミネーター見たくなるじゃないか！

・第二使徒リリス
　えーと、今作二番目のサプライズ（一番目はラミエル）。いきなりセントラルドグマにミサトさんが乱入してびっくりした。
　そのうえセントラルドグマに捕らえられている使徒が『第二使徒リリス』と明言されていたので（ただし、ミサトの発言なので彼女自身に誤情報が与えられている可能性はある）、リリスとサキエルの間に謎の第三使徒がいる事になります。

　やっぱり唐突に登場したカヲル君が「三人目だよ……」と呟いていたので、今回はカヲルが第三使徒というポジション……なんだろうか？　単にサードチルドレンを指しただけ、という事はなさそうだけど。

　あと、途中のエヴァ失敗作（らしきもの）の群れが、宇宙怪獣のようにも見えたんだけど……さすがにそれは気のせいか。七色じゃなかったし。

・第六使徒ラミエル出現段階で、残りの使徒は八体。
　ゼーレの爺さまがたが言っていたので、これはほぼ確定と思われる。ただし、八体がラミエルを含めた数なのか違うのかは不明なので、使徒の数は１３～１４体という計算。
　イロウルやサンダルフォンあたりが削られるんですかねぇ。マグマダイバーの話好きなんですが。

・第十六使徒タブリス（仮）
　そのうえ月にいて、ゼーレの爺さまとお話してました。使徒の数は最大十四体なので、カヲル君の背番号も変わるんではないかと思われます。こいつが第三でいいのかな。
　謎の柩らしき箱が並んでいたので、それが使徒が封印されていた箱なのかな……とも思いますが、あまりに情報が足らなさすぎる。使徒周りはかなり手が入っているようですね。

　覚醒直後のはずなのに既にシンジのことを知っているとか、前述の「三人目だよ……」とか意味深な事を言っていたので……。
　まさか、今回の劇場版はループしたシンジの世界、とかいうオチじゃあるまいな。

・死海文書外典（外伝？）　掟の章
　ゼーレの爺さまの言葉。
　深読みすれば、『今回はＴＶ版・旧劇場版（死海文書正典）に対する番外編（死海文書外典）で、さらにみんなが待ち望んだお約束どおりの展開でやっちゃうぜバージョン』なーんて事になるけれど。

・さて次回の劇場版は？
　ＥＤの後に来て欲しいなぁと思ったら、ちゃんと来た。スタッフロールで誰も帰る気配がなかったのは、やっぱりこれを期待してたんだろうなぁ。

　ホントのホントにネタバレしかないのでここでは割愛しますが、単なるアスカ三部作の焼き直しではないようです。というか、もはやＴＶ版の知識は通用しないと思った方が良さそうです。
　三・四・五号機仮装備版と六号機が新キャラと一緒にやって来るーーー!?

　ガイナはホントに新作のエヴァを作る気だよ！
　朝早く起きて遠くまで見に行った甲斐があった！