堂々巡りの感情論

 感情論は基本的に堂々巡りなので、とりあえず書き殴りまでに。
 こんなもん、「世界で一番面白い本は何ですか?」というのと大して変わりませんよ、本質的に。

 ボランティアはもちろん良い事なのだけれど、そのボランティアが足を引っ張るようになっては本末転倒になってしまうわけで。
 「死なない程度に無理しないでよ」
 あたしが思うのはそれ以上でもなくそれ以下でもなく。そのボランティアの領分を明らかに侵している今回のイラクの件は、何というか……不幸だったなぁとしか言いようがありません。

 こんなものは自分個人の手前勝手な想いなわけで、自分のページにこうして書き殴った分は自己責任なわけです(今回の件に限ってはトラバ不可、出来るだけ引用なども避けて頂けると助かります)。とはいえ、そんな個人の思想を偉そうに振りかざして当事者をぶっ叩くのは、

「あんたの親父が肺ガンになったのはタバコ吸いまくってるからさハッハーン」

 と正面からあざ笑うのと同程度。顔の見える当事者を直撃するあたり、某巨大掲示板の煽り以下なわけで、正直、見てらんない。
 人質事件はみんなバカばっかだけど(犯人はもちろんとして、元凶の米国も当然悪いし、日本政府の対応も悪いし、極論すれば人質になるような所に居たボランティアの人も悪い、と言えなくもない)、とりあえず一番愚かなのはそんな電話を被害者の家族にする非常識な連中。

 だからって家族の人が被害者ヅラしまくっていいかというとそういうわけでもなく、ボランティアは慈善事業なので一方的に偉そうにしていいわけでもなく、もちろん下になる必要もなく。とはいえ、家族が捕まってればそりゃ感情的にもなるわなぁ……と、理解も出来るのよね。殴られた当人に「怒るなよ、殴られたくらい」なんて言って通用しないのと同じ。

 なんちゅか、もっとみんな肩の力抜こうってばよ……はぁ。犯人もボランティアの人もアメリカ人も気合入りすぎ。もうちょっと力抜けば、唯一ヘタレた日本政府も肩を並べられるのだろうけれど。

○ラクガキ
 まあ、何だ。
 全然関係ないけど、真ゲッターちゃんから敷島ヒカリ。

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