【大洗線の】東京行 8【先へ】
おはようございます……っていうか、多ッ!
「だってリュックの中せまかったし……」
それはいいからひとまずリュックの中に戻る!
肴屋さんはいわゆる部屋食の出来る旅館なので、けっこう頻繁に人の出入りがあります。
夜はチェックインの後、ご飯の配膳で3~6回(料理を下げるのも含めて)、布団敷きで1回。
朝はご飯の配膳で2回程度(下げにも来ます)、布団上げで1回。
旅館のスタイルなので問題があるわけではないのですが、忙しないのが嫌だとか、着替えるタイミングが分からないとか、人に干渉されずにゆっくりしたいとか、ドールなどあまり人に見られたくないものがある場合は、宿選びの段階からちょっと気にした方が良いかもしれません。
ちなみに僕はヒビキさんは見られましたが、全スルーでした。
・大洗シーサイドホテル(ホテル。和室の場合)
夜は部屋食なので配膳で3~4回程度。布団敷きで1回。
朝は大広間。その間に布団上げで人が入ります。
・大勘荘(民宿、和室)
夜・朝ともに大広間。
布団を敷くのはセルフサービス(部屋の隅に積んである)なので、人の出入りはありません。
僕は連泊したことないのでなんともですが、昼間の間には掃除やゴミ捨て、シーツ交換など適度に入ると思います(その辺は一般的なホテルと同じ)。
僕が泊まったことのある大洗の宿はこんな感じ。
昨日も街の酒屋さんでやればできる桂里奈を購入即発送してもらったんですが、買った物をそのまま発送出来るお店だと後の荷物運びに手間取らずに済みますね(到着日指定で帰った後にしておけば、問題なく受け取れますし)。
送料は大洗~山口でも2000円かからない程度ですし、このあと観光しながら重い物を運ぶ労力を考えると非常にお得かなぁと。
「そうですよね……薬莢も捨てなきゃですもんね」
こういう遊びをして世界を広げていくの本当に素敵です。
「まだお昼ですよね。東京に帰るにしても少し早くないですか? また水戸にご用があるんですか?」
ああ、水戸には行かないよ。蝶野選手のTシャツも買っちゃったしね。
お布施のつもりで軽い気持ちで買ったらなんかすごい額したけど……(値札が出てなかった)。
「じゃあどこに……? そういえばこのホーム、水戸行きのホームじゃないような……」
どこにって、そりゃあなあ。
「サッカーですか?」
違う! 神宮!
「汽車が走る……お店……?」
むちゃくちゃ興味関心があったんですが、お休みでした(後で調べたら、鹿島アントラーズの試合がある日は出店を出すのでお休みになるそう)。
っていうかこのお店、エミールっていうんですが、フランスのシャンパンでエミール・ルクレールってのがあってですね。
「それが由来なんでしょうか?」
まあお聞き。
ここは汽車が料理を運んでくるでしょ。
どこかに、ルクレールっていうドラゴンワゴンが戦車料理を運んでくるお店が……。
「…………」
いやまあ、外見も全然違うし、戦車喫茶エクレールの元ネタが本当にここかは分かんないけどね。
というか、千二百年前の刀が錆や刃こぼれ一つなくきれいに現存してるってだけでもスゴいのに、それを普通に常設公開してあるっていうのがね……。
きな粉餅ってなんかずいぶん久しぶりに食べましたけど、美味しかったです。
地下でナマズ押さえてるあれ。
なんか今日は鹿島アントラーズの試合があるみたいで、幹線道路らしき道はサッカー渋滞が起きてました。
鹿島からだとSuicaが使えない上に成田経由でもちょこちょこ乗り換えしなきゃいけないから、このあとどうしようかって思ってたんですよね。
ちなみに高速バスはSuicaが使えるようでした。
ねえ……ここ、四日くらい前に来たよね。
ここのカレー、妙に口に馴染むのでたまに食べたくなるんですよね。
お店全体の雰囲気も、仕事帰りの人たちが騒いでる事もあって、神谷バー寄りなのも楽しいです。
いよいよ最終シリーズとなる、明日に続きます。