三夜連続 リリック/レリック 裏話(3/3) 

 でもって、三日目。
 今回は強制シナリオ祭だった終盤~ラストにかけてです。

 注意点は前k(ry

・第7話について
 文化祭に続いての秋のイベント、体育祭。
 文化祭でハナレンとのタイムテーブル合わせはもう二度とやりたくないと思っていたら、次の回ではもっとシビアなタイムテーブル合わせが来たでござるの巻。

 文化祭はどこのクラスが何をやるかとか、昼くらいにここにだれがいる……程度の合わせだったんですが、体育祭って競技の順番まで決まってるもんでね……(遠い目)

 さてプロットでもある通り、過去に戻るのは8話のメインイベントだったのですが、この段階で『過去から柚子を連れてくる』というアクションを掛けてきたかたが数名いらっしゃいました。まあ流れ的にそうなっちゃうのはアリではあるんですが、みんな動きはええな!

 ここでなぜかマーヴァが登場。
 お前92年編にも出てきてねえだろ!
 良宇くんの修行はそういうアクションだったのですが、お父さんや爺をぶつけるわけにもいかず、さてどうするか……という落とし所でした。
 ハルモニア騎士団……というか、ハルモニア家絡みの名前は、ファイアボールの登場人物その他用語から取ってます。

 中盤の作戦失敗は、単に障害っぽさを出したかっただけで、特に他意はありません。「レールの上に乗せたかったのか」と言われるとまあそうなのですが、強制シナリオなのは以前からだったので、一度負けた後の勝利のほうが盛り上がるよねーくらいにしか思っていなかったり。

 そんなわけで、ラストの錬金術部の皆さんその他の応援登場シーンは書いてて楽しかったです。

・第8話について
 相変わらずの強制シナリオ。行き先は過去。

 さらにいえば共同生活も三回目。

 実は以前、ユノス・クラウディアという今回と似たようなケースのあるシナリオをやったことがあるのですが……その時に『敵の本拠地に行く』『街に残る』という選択肢を用意したら、残ったのがたった一名だったという事がありました。
 もちろん残留組を無理矢理連れて行くわけにはいかないので、残った一名は非常に出番が少なく、かつ他PCとの絡みがないという状況になりました。
 なので、今回はあえての全員強制移動です。

 もっともこの回のラストには全員華が丘に戻ってくるので、ここに関しては『行く』『残る』を分けても良かったのかなぁと思わないでもなく。実際の所、華が丘側の戦闘シーンも若干ではありますが出してますし。
 ただ本当に残っちゃうと、みんなが帰ってくるまでびっくりするほど出番が無くなったとも思いますが。

 さて、今回のコンセプトである『ある程度の縛りを付けつつ、その中で好き勝手にやってもらう』からすれば、オススメアクションというのは過去に戻って好き勝手をやるという事でした。
 柚子はおそらくPCの前で公然と悩むような子ではないので、状況説明をした後は彼女が悩み抜いて決めるだけですし。

 実際に好き勝手にやってたかたもいらっしゃいます。それはそれで無問題。

 行き先が過去、それも92年と名指しなのは、もちろんはいり達と年齢を合わせるという意味もあるのですが、企画段階だった頃のこのPBeMの名残でもあります。

 当初の華が丘の舞台は、92年を想定していました。
 ではなぜ92年にしなかったのかというと、92年の社会風俗やあるもの・ないものを調べていくうちに段々めんどくさくなってきて、世界観がはっきりしてる現代でいいじゃん、となったというしょーもない理由だったりします。

 92年は携帯もほとんど無く、ゲーム機はPSやサターンが次世代機と呼ばれており、さらに言えばWindowsの最新OSはWindows3.1、こうやってブログで適当に記事書いて常時接続でダラダラ動画を見る……どころか、インターネットさえ繋がっていれば凄いと言われた時代でした。
 たった18年前の事ではあるのですが、むしろ近いからこその異世界。おそるべし92年。

・リビルド8話について
 再構築世界(#8 21~26)は、マイソニアの力でこの時点の92年と2008年が強制的に結び付けられた世界です。

 何でこんな世界をわざわざ作ったかというと、そういうアクションがあったから……としか言いようがないのですが、PC達が柚子を連れて行く動機の補強といった意味合いもありました。
 そういう意味では、むしろ7話の段階で一度過去に行かせてリビルド世界に辿り着く(そのあと適当に元の世界に戻す)とかのほうが、むしろ説得力が出たんじゃないか……とも思ったりしましたが、それを思ったのは9話が終わってからの頃だったので本当に後の祭。というか当時はこんな世界書くなんて思ってもなかったしな。

 後はまあ、出そうと思ってたけど出せなかった設定とか、その辺りの蔵出しですね。
 ドミナンスとか。

 この世界でもっとも影響を受けたのは、セイルくんと百音ちゃん、晶ちゃんの三人。

 セイルくんが地上生まれになってるのは、柚子が92年に残留した影響をもっとも受けていたからです。
 本編では語られていないというかサクッと抜けていたのですが、柚子が08年に行った後、ほどなくルーナは華が丘を休学し、当時月瀬が行っていた時の迷宮の調査を手伝うことになります。
 本来の歴史であればその間にセイルくんが生まれる事になるのですが、柚子が92年に残留した事でその選択肢が生まれず、ルーナと柚子は順当に三年後に卒業してしまいました。よって、セイルくんはルーナではなく別の誰か(ルーナの代わりに迷宮調査に入った誰か)と月瀬の間に生まれた子供という事になっています。
 晶ちゃんがメガ・ラニカ側になった理由は明言されていませんが、夏休みにメガ・ラニカに戻った時に色々あったようなので、おそらくその辺りの理由が影響しているのでしょう。
 ちなみに撫子ちゃんも魔法科生徒で、父親も魔法に寛容だったりと、細かいところでも少しずつ歴史が変わっていたりします。

 百音ちゃんも本来なら魔女っ子の使命として『メガ・ラニカを救う』という目的があったのですが、この世界ではそれが全て解決してしまったので本当にただの修行になっています。メガ・ラニカに戻ってまで修行しているわけではないので、彼女もセイルくんと同じく地元民として過ごしている事になっています。
 レイジくんとパートナーを組めたのもその関係です(ただし、魂を共有しているのはこの世界でも変わらず悟司くんです)。
 その目的不足を補うために現われたのが、マヒル=ドミナンスでした。というか、三角関係でここまでグダグダしなければ、ドミナンスは本編で出しても面白いかなぁと思っていたのですが。

・第9話について
 戦闘祭。

 今回のPCは戦闘能力で言えば『弱い』部類に入るので、いつもみたいにどがーんとインフレ祭……というより、戦闘の合間合間に起きるイベントの追跡が主になってます。

 経験不足なPCが少しずつ成長していく(が、あくまでも学生レベル)というのは今回の基本設定の一つでしたので、最後まで超絶パワーアップをしたPCはいませんでした。いや、超絶パワーアップのアクションは数件いただいたことはいただいたのですが、その辺りは修正もしくは削りを入れています。
 この辺りはバトル中心で強力な悪の錬金術師とバシバシ戦っていたハナレンとの設定齟齬に悩む原因になっていたのですが、今回はそういうお話じゃないのでごり押ししてしまいました。
 そのぶん強いNPC(騎士団や大魔女、魔法庁職員など)が多かったので、メインのぶつかり合いはそちらに任せることも出来ましたし。

 ただそういった状況ですから、ストレートに『NPCが強いならNPCに任せとけばいいじゃん? PCが出張ることなくね? 弱いんだし』という意見も戴きました。
 まったくもってその通りだと思います。そう思ったのならそういうアクションを掛けていただいて良かったのです(出番はほとんど無くなると思いますが)。
 そりゃまあ、『マイソニアの力でPCもパワーアップ! 天候竜とも互角に戦えるよ!』とかやるのは簡単でしたし、たぶんはいりはそういう力を持ってます。
 でもそれをしちゃうと、それこそ今までPCを成長させてきた意味が本当になくなっちゃうので、そういうご都合主義は今回あえてやっていません。力が足りないなら力が足りないなりに、出来る事ってあるよね、みたいな感じで。

 そんなわけで天候竜に痛打を与えたのは良宇くん達の合体攻撃くらいでした。他は足止めや囮など、もうちょっとテクニカルな行動がメインになってます。
 合体攻撃は図らずも歴史の再現となったわけですが、これも書いてるうちに何となく形になったものだったりします。そういえばこの面子なら再現構成だな、と。

 後はまあ、流れ的にレム君がラスボス化。
 天候竜はNPC達が何とかしてくれましたが、こちらはNPCには任せておけないということで本当の意味でのラスト・バトルとなりました。

・最終話について
 柚子やルーナの復学や事件の当面の解決など、途中で大騒ぎになった割には、だいたい予定通りの所に着地してます。スケジュール的には大変ご迷惑をお掛けしてしまいましたが……。

 ちなみに「おれたちのたたかいはこれからだ」エンドは、最初から決まってました。華が丘高校の三年間のうちの最初の一年だけを描くのがこの物語ですから、このエンドになることは必定でしたし。

 ただ、その先がどうなるかは今のところ書く予定はありません。三角関係とか、キースリンさんの正体とか(バラす、パートナーと性別逆転、などのアクションもあったのですが、連携が成立していなかったため保留にしてあります)、冬奈ちゃんとファファちゃんの恋の行方とか、ツンデレ二人組の向かう先とか、その辺りは皆さんで補完していただければと!(逃げた)

 というわけで、こんな感じの楽屋裏を交えつつリリレリ本編作業は進んでおりました。
 PC裏話的なマニアックスはどうしようか迷ってますが……。どうしよう。見たいという意見がある程度あるようなら考えますが、登場人数がNatsの時よりも多くなってるような気もしないでもなくー。

三夜連続 リリック/レリック 裏話(3/3) ” に対して1件のコメントがあります。

  1. ミルカット より:

    SECRET: 0PASS:多くて問題になるのは書く人だけだから気にしないで書けばいいのよ!(鬼)裏話お疲れ様です~ゆっくりしていってね!

  2. あらい より:

    SECRET: 0PASS:>ミルカットさん というわけでやることにしたんですが、ぜんぜんおわらないよ! ボスケテ!

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