三夜連続 リリック/レリック 裏話(2/3)

 というわけで、二日目ですー。

 良くも悪くも大波乱だった中盤についてです。
 注意点は前回同様な感じでひとつ。

・第4話について
 夏休み前編。
 ゲームの仕様上家族設定が全く出せない、メガ・ラニカ側PCの設定サルベージが目的の回でした。

 のはずなんですが、みんなパートナーの家でまったり過ごすかと思っていたら七日間の予定をみっちりアクション掛けてきた人が何人もいて、結局プロットを作る前にExcelで一週間分のタイムテーブルを作るはめに。(←戻るリンクなどは貼ってないので、戻る時はバックスペースか何かで戻って下さい)。
 ちなみに白以外の同じ色のマスは、同時行動扱いになってます。レイジくんとかどんだけ行ったり来たりしてんの。

 みんな頑張りすぎだ!(笑)

 後の課題はプロットどおり、崩れゆくメガ・ラニカ(世界の果て)をどうやって見てもらうかと、後々効いてくる時の迷宮をどうやって見てもらうか……だったのですが。

 本編を見ていただければお分かりの通り、世界の果てにはレム君が真紀乃ちゃんを連れて至り、時の迷宮は晶ちゃんががっつりハークくんを引きずり込むという神がかり的展開になってました。
 どちらも新井の仕込みではなく、本当にそういうアクションがかかってきたんですよ(レム君は直球、晶ちゃんは『謎の異空間の話を聞きつけて、遊びに行って迷い込む』といった感じの内容でした)。さすがにこれにはビビりました……というか、ちょっと何か憑いてるんじゃないかと本気で心配になるほどでした。

 百音ちゃんのアクションで、漠然と考えていた古の都がアヴァロンと決まったのもこの回だったはず。

 気付けば第三の大魔女が登場。別にクレリックは大魔女にする予定というか、そもそも登場させる予定もなかったんだけどなぁ。
 ちなみに海もこの段階で設定が決まりました。そもそもリリに弟がいたなんて設定すっかり忘れてました。

 あと、レイジくんのアクションで、元カノのマヒルがちょろっと登場。
 この辺りから三角関係組が大変なことに。

 そういえば冬奈ちゃんの体調不良もアクションでした。マナの過剰吸収だった所を、過剰排出にしたあたりに、華が丘とメガ・ラニカのマナの量に対する伏線を張ってみたり。

 ラストバトルは掟破りのウィリアム・ローゼリオン単身バトル(後は家族とNPC)。最初はExcel版タイムテーブルにあるとおり、みんなでフルボッコにする予定だったんですが……薔薇獅子一匹をフルボッコはあまりにも酷い構図だったので没になってます。

・第5話について
 夏休み後半。

 今回の目玉は海で水着のバケーション………と見せかけて、性別が入れ替わってそれどころじゃないという騒ぎに。
 セミナーハウスのシチュエーション自体は第2話のテント生活の焼き直し(むしろこちらの方が快適)なので、それにひねりを入れたかったというのもあります。ひねりすぎですか。
 後は、魔法&魔法携帯が使えないという状況を入れておきたかったので、舞台は降松の加佐登島になりました。実際の笠戸島は典型的な瀬戸内の島で、まったりとした良いところです。田舎ですが。

 ちなみに前回のラストで、図らずも性別逆転事件の犯人になってしまった晶ちゃん。第四結界破壊並にとんでもない振りをしてしまった上にアクションが届いたのが確か締切直前だったので、それまでちゃんとアクションくれるかなとビクビクしていたのですが……。

 最終日に届いたアクションの一部→女湯を覗く

晶「女の子が! 女湯覗いて! 何が悪いのよ!」
男子「男じゃないか!」
晶「いいじゃない! 女の子になれて嬉しいでしょ! 誰のおかげだと思ってるのよ!」
(斜体部原文まま)

 こwのwひwとwはw

 個人的には今回のアクションで一番のストライクでした。さすがに当時はここまで言わせるのはどうかと思ったので保留にしましたが、晶ちゃんなら全然アリだったよなぁ言わせちゃえば良かったなぁと今ではちょっと後悔しています。

 確かここでレムくんのPLさんから、キュウキ周りのアクションをもらいました。
 基本的にこのクラスの大きな設定は、中盤を過ぎてから戴いてもどうにもならない事が多いです。主にマスター側の心の準備と、伏線が張りきれないもので。
 実際に数名のかたからいただいた特殊な設定は、没にしたりスルーしたりしております。……一人じゃないですよ。

 そんなわけで、一話で決着をつけろと言われたら流石に急なのでごめんなさいという所でしたが、単発ではなく数話かけてやりたいとの事だったので何とかやってみることに。

 ちなみに、魔女っ子やマスク・ド・ローゼ、男の娘、獣化の設定も、序盤だったからどうにでもなった設定で、終盤でいきなりやられたら厳しかったと思います。
 セイルくんの設定は九割こっちの悪ノリなので、こちらはどうなったか微妙なところですが。

 この辺りでだいぶPBeM以外の用事が忙しくなって、書く側の頭がおかしくなってます。ブログに愚痴が増えてました。
 予定では本来の倍くらい忙しくなる目算だったのですが、蓋を開けてみたら七倍くらい忙しくなって死にかけるという笑えない展開に。というか今覚えば、あの精神状態でよくテキストなんか書けてたなと。

 後は、今まで張りに張った複線が限界を迎えて、そちらの意味でも一部のプレイヤーさんに「ちょっとどうよ新井!」と言わせてしまう事態に。
 物書きとしてはそこまで引っ張れたことは勝利なのですが、人としては最低だと思います。でも溜まってたジャンプをネカフェでまとめ読みしようと思って、ブースに入った直後にどうよメールが来たのは半泣きでした。ばちがあたったとしかおもえない(笑)

 というかね。

 今だから言っちゃいますが、リリレリ(というか今回の華が丘シリーズ)はスタートダッシュの勢いがあたしの想定以上に強くて、どこかで失速というかズガンとなる箇所があるだろうという心配は当初からしていました。
 個人運営のPBeMサイトには過ぎた応援ページとか(本当にありがとうございます)、すごく気合の入ったアクションとか、スピンオフのハナレンとか。
 ただ、プレイヤーさんがそこまで盛り上がっている所にマスター側から水を差すのも微妙な話だったので、ちょっと離れたところから見ておりました。もっともこの時期はだいぶ愚痴とか多くなって、とても見てるだけじゃなくなってますが。余裕のない大人って嫌ね。

 もちろん盛り上がっていただけたならそれに越したことはないです。もの作りをする側として、冥利に尽きます。感謝してもしきれないです。PBeMマスターとしてはおそらく最上級に恵まれている状況であり、プレイヤーの皆さんに足を向けて寝られないほどにドキドキする体験である事も間違いないのですが……。

 ともかく、そんな感じで上がりに上がりきったテンションが一挙にズガンとなったのが、この回だったと思います。
 もっとも、一番最初にズガンとなったのがオイラだったのは、さすがに予想の斜め上でしたが。

・第6話について
 で、その溜めに溜めた伏線を一気に解決するのが、まいどおなじみ、答え合わせの回である6話でした。

 前回のラストが終わった瞬間からキースリンさんのフォローに入るアクションを掛けてくる祐希くんマジ抜かりない。

 文化祭はハナレンと同じタイムテーブルを使うことになっていた(というか、そうしないと流れ的に不都合が出る)ので、書きかけのテキストを川本マスターと何回かやり取りしてました。結構いろいろ細かい打ち合わせとかしてたような……。あれ、そうじゃなくて良宇くんと撫子ちゃんの告白絡みでしたっけ?(曖昧)
 ともあれ、もうこういう調整はやりたくないです。
 メールだけじゃしんどいし、リンクとかもうどうすればいいのかと。世界観共有はいいですけど、次やる時があればびーわんの時みたく別の国とかである程度距離取りましょう(笑)

 クラス合同イベントの舞台演劇はレイジくんのアクションでしたが、こちらもどう表現したもんか最後まで悩みました。
 アクションをもらった段階でメガ・ラニカの古代に起きた(ことにした)事件とリンクさせるのは確定だったのですが、まとめて舞台シーンにしてもダレるし、かといって書かないのも………という事で、七転八倒した挙げ句に本編のような形で落ち着きました。ただ話をバラバラにしてもやっぱり分からないので、サブタイトルに-メガ・ラニカ1xxx-を付けて、そこだけ追っていけば劇の内容がおぼろげながらにでも見えてくる仕様に。

 川本マスターにも聞かれましたが、竜退治の物語は完全にこちらの創作です。あと時の迷宮を渡り歩く兄妹の絵本の話も。……絵本の事を聞かれたんでしたっけ?
 実はあの絵本の話の作者はルリ・クレリックだったという裏設定もあるのですが、本編には結局未登場のまま。

 本番前にレムくんが体調不良で戦線離脱するのはそういったアクションでした。ただ、レイジくんと悟司くんがレムくんを挟んで前後数センチのサイズ差しかない……というのは、本当に偶然。
 もうみんなどんだけ狙ってるの。

 キュウキ化で魔力がアップしていたので、リリの役割をレム君にも割り振り。『リリを助ける』が次回のアクションの動機になればとも思ったのですが、奴一人だと弱かったのでそういう意味ではしめしめな感じでした。
 いつもどおりのひどいやりくちですね。

 とまあ、こんな感じで色々とウゴウゴしつつやっておりました。
 今のグダりモードからは想像も付きませんが、もう朝から晩まで仕事とご飯とシャワーとトイレと寝落ちの間以外はPCの前でテキスト打ってるような状況でしたのよ。
 とはいえこの時の件で懲りたので、最終話はアクション締切をひと月延長という対応をさせていただくことになったのですが。

 で、次回はとりあえず裏話最終回になります。最終話までの話をざざっと。
 もちろん、この辺りの件ってどうなってたの? なんて問い合せも受け付けてますので、コメントなり何なりいただければー。

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