【ルーニ先生の】リリレリ締切まであと16日を切りました【個人授業】
ルーニ:宿題やったかー。歯ぁ磨いたかー。ハナレンのアクション出したかー。
八朔:いや俺ハナレン関係ないし……。
ルーニ:どうでもいいけど補講やるぞー。しんでしまえー。
八朔:うわ、この先生マジやる気ねえ……。
ルーニ:やる気なんか出るかー。ち○こ付いてるんだぞ、ち○こ。やってられるかー。
八朔:え? いや、でも先生、その格好……女の子になってないですか?
ルーニ:ショタっこの格好だと落ち着かないから女装してんだ。悪いか。法に触れるか。ばかやろー。
八朔:………い、いや、別に。
ルーニ:じゃ、めんどくさいが始めるぞー。……そうそう、今話のまとめも既に別項でアップしてあるから、そっちのチェックも忘れるなー。
八朔:(全然普段と違いが分からん……)
・天候竜について
ルーニ:死ぬ気で天候竜叩き潰してポーチを取り返せ。以上。
八朔:いやちょっと、どう考えても無理だろ! 相手のレベル考えろ、レベル!
ルーニ:死ぬ気でやればなんとかなぴぎゃっ!
葵:………まったく、何をしているのかと思えば。
八朔:あ、雀原先生。
葵:何だかルーニが錯乱してるから、今日の補講は私がやることにするわ。まったく、ロリっこがショタっこになったくらいで何を取り乱しているのやら。
八朔:(普通、取り乱すよな……)
葵:というわけで、まずはみんなが気にしている性別反転現象についてよ。
八朔:はい。これ、そもそもどうなってるんですか?
葵:高位の魔法薬が影響しているだろう、という事だけが分かっているわ。性別反転後の状況に関しては、ほぼ完全にランダムな効果が出ているしね。
八朔:ランダムって?
葵:ルーニはほとんど外見が変わらなかったけど、大神くんは小柄になっているでしょう? 瑠璃呉さんは逆に体格がよくなっちゃったし、他のみんなにも変化に法則性は見当たらないの。
八朔:てことは、性別反転後の体格がどうなってるか分かんないって事ですね。
葵:だから、外見は自由に設定して構わないわ。髪型も変わることがあるみたいだし……って、よく見たら大神くんも結構長いわね。結んであげましょうか?
八朔:………勘弁してください。で、これ、治るんですか?
葵:微妙なところね。原因は分かっているんだけど、魔法薬の成分が分からないから、解毒薬が作れないというのが現状なの。確実な方法として、各機関が資料を調査してくれているけれど……解決には年単位の時間がかかると言われているわね。
八朔:年単位とか冗談じゃないですよ! 解毒薬って、適当に作れないんですか? それとか、何でも解毒できるすごい魔法薬とか!
葵:そんな都合のいい薬なんかあるわけないでしょ。そもそも魔法薬だって無数にあるし、下手な組み合わせをすれば、解毒薬を飲んだ瞬間即死、なんて事もあるけど……それでもいい?
八朔:よくないですよ!
葵:ともかく、最短で解決したいなら、おおもとの薬を入手するのが一番ということよ。逆を言えば、薬が手に入ればローリ達が何とかしてくれるだろうから、問題の九割は解決といったところね。
八朔:おおもとがあれば、解毒薬ってすぐ出来るんですか?
葵:それでも2~3日かかるけどね。だから、仮に8/10に天候竜から薬の瓶を取り戻せたとしても、臨海学校には性別反転状態のまま行って貰うことになるわ。
八朔:じゃあ、元に戻ったことを期待して臨海学校のアクションを掛けても……。
葵:ええ。臨海学校中は、どういう展開になっても性別反転状態のままだから、それを前提にアクションを掛けないと失敗するわよ。
八朔:あとはともかく、薬を手に入れる事か……。薬の瓶って天候竜が持ってるんですよね?
葵:それはあなた達が見た通りね。それから、臨海学校以外の数日は私とはいりは出張で華が丘にいないから、残念ながら手伝いは出来ないわ。
八朔:……肝心なところで。
葵:あなたも今は女の子なんだから、そういう喋り方はやめた方が良いわよ。
八朔:ぐぬぬ………。
葵:まあ、せっかくの体験なんだから、臨海学校の間は楽しみなさいな。それが終わってから、ゆっくり問題解決に挑めばいいわ。
八朔:先生、マジで他人事だと思ってません?
葵:気のせいよ。あと、臨海学校では海で遊び放題だから、前日のうちに水着の準備もしておいた方がいいかもね。
八朔:泳ぐどころの騒ぎじゃないですよ……。
・臨海学校について
葵:8/11から8/13までの三日間、隣町のセミナーハウスに行って貰うことになるわ。
八朔:無断外出禁止とか、携帯禁止とか、班割なんかの細かいことは前のパートナー合宿に準拠なんですね。
葵:イベントで外出の必要があるとかは、私たち教師に応相談だけれどね。もっともあの時と違って三日間っていう期日も区切られているし、レクリエーションの一環だから気楽に楽しんでちょうだい。
八朔:今回は、何かウラがあったりしないんですか? パートナー合宿んときみたいに。
葵:そこまでウチの学校も意地悪くないわよ。……ああ。
八朔:やっぱりあるんですね……。
葵:違うわよ。ただ一点違うのは、魔法が使えないって所ね。
八朔:そういえば隣町ですもんね。
葵:マナが存在するのは華が丘だけだから、そこを出るとリリック・レリック・エピックの全ては使えなくなるわ。魔法を絡めたアクションは当然ながら失敗するから、気を付けてちょうだいね。
八朔:携帯の充電は……?
葵:今回は魔法を使う必要がないから、充電は基本的に出来ないと思ってちょうだい。団体行動中や海で遊んでる間は、電源を切っておくことをオススメするわ。
八朔:この薬の効果も、華が丘を出たら切れたりしませんかね……?
葵:残念ながらそれはないわね。魔法薬がマナを必要とするのは、効果が出る瞬間だけだから。
八朔:どういう事です?
葵:例えば、魔法薬と魔法で傷を治しても、華が丘を出たら魔法が消えて傷口が開く……なんて事はないってこと。
八朔:ああ、なるほど。
葵:セミナーハウスは降松から橋で渡れる島にあるけど、それ以外の施設なんかは海水浴場くらいしか設定していないから、ありそうなものなら自由に設定しても構わないわ。
八朔:神社とか、森とかって事ですか。
葵:そうね。……そうそう。街の外になるけれど、錬金術(ハナレン)関係のアイテムを無断で使うと厳罰の対象になるから、注意して頂戴ね。
八朔:れんき……なんですか?
葵:何でもないわ。
・疑問コーナー
八朔:そういえば雀原先生。質問があるんですけど。
葵:何?
八朔:俺もレリック欲しいなぁ……って思ってるんですけど、リリックってどこで手に入るんです?
葵:簡単なものなら、商店街の魔法道具屋で買えると思うけど……欲しかったなら、メガ・ラニカで買っておけば良かったのに。
八朔:帰る途中に思いついたんですよ……。
葵:まあいいわ。基本的に華が丘でそれなりのレリックを手に入れようと思うと、道具屋で買うか、メガ・ラニカに買いに行くか、個人輸入するのが定番ね。
八朔:輸入……ですか? なんか話が大きく……。
葵:レリックはもともとホリックっていう特殊な加工魔法を使って作る物だから、高位のホリック術者が少ない華が丘でレリックは滅多に作られないのよ。材料もこちらでは手に入らない稀少素材を大量に使うし。
八朔:そうなんですか。
葵:後は、値段だけど……そうね。クラスのみんなが使ってる一般的なレリックなら、ちょっとした原付くらいが相場じゃないかしら。メガ・ラニカで直接買えばもっと安くなるけどね。
八朔:そんなにするんですか!? 魔法携帯だってそんなには……。
葵:魔法携帯は、市販の携帯にホリックの加工を施しただけだもの。魔法の難易度だってレリックの作成に比べたら格段に低いし。
八朔:そうなんすか……。
葵:一応、魔法のアイテムって稀少品なのよ? 華が丘で暮らしてると、自覚なんてないと思うけど。
八朔:はぁ……。じゃあ、ちゃんとしたものとか、強力な物になるとどのくらいするんですか?
葵:強力なレリックなら、ちょっとした高級外車くらい買えるんじゃないかしら? ミスリルやエルトライト、アダマンタイトなんかの神器クラスになると、お金の問題より材料をどうやって手に入れるかなんてレベルになるし。
八朔:車ぁ!? けどミスリルって、悟司がミスリルのレリックを持ってるとかいう噂を聞いたんですけど。
葵:鷺原くんのシルバーバレットは銀製だから、ミスリルじゃないわよ。そもそもミスリルのレリックなんて、そんなに簡単に使いこなせるものじゃないのよ?
八朔:ハルモニアのあのすごい剣は……?
葵:あれは例外中の例外ね。ただ、ハルモニアさんに関しては設定した者勝ちってだけで、マスター的なひいきは一切ないけど。
八朔:…………?
葵:ともかく、学生のレベルでミスリル級のレリックの入手は出来ないと思ってちょうだい。月瀬さんみたいに長い修行を積んで、自力で材料を入手できるレベルになって、初めて使える物だと考えておいて。
八朔:具体的には、どの程度……?
葵:あのランクの素材で一番入手難易度が低いのはアダマンタイトなんだけど……あれって、古龍アダマンタイマイの殻から採れる素材なのよね。
八朔:神器が欲しけりゃ、最低で古龍を倒せってことですか……先は遠そうですね。そうだ。参考までに、雀原先生の使ってる魔術書のレリックって、どのくらいしたんですか?
葵:………聞きたいの?
八朔:参考までに。
葵:まあ、いいか………言っちゃダメよ?(耳打ち)
八朔:…………え、いや、ちょ………!(硬直)
葵:じゃあ、今日はこれで解散にしましょう。後は個別で分からない事があれば、それぞれ公式BBSの質問スレあたりで聞いて頂戴。
八朔:………………。
葵:締切は5月31日、23:59までよ。
八朔:………………。
葵:あれでも、格安だと思うんだけどな……。
・魔法薬について
ルーニ:あれ……?
葵:気が付いた?
ルーニ:なんだか、鈍器で後頭部を殴られたような感じが……。
葵:気のせいでしょ。
ルーニ:そうか……まあいいや。大神がいないって事は、特別講習はお前がやってくれたのか?
葵:一応、ね。それと……雀原先生でしょ?
ルーニ:ひゃわわ、ごめ、ごめんなひゃいー! ひゃわー!
葵:分かればよろしい。で、ルーニ。一つ聞いて良い?
ルーニ:何だ?
葵:今回の性転換薬の件……錬金術は関わっていないの?
ルーニ:今回の魔法薬に、錬金術は一切関わってない。これは、悠太郎や夏月も同じ見解だぞ。
葵:じゃあ、あの薬は……?
ルーニ:メガ・ラニカの魔法薬には二種類あるのは、知ってるだろ?
葵:一般に出回っている魔法薬と、上位魔法薬と言われる霊薬……エリクサーね。
ルーニ:そう。魔法医が使うような、治癒魔法の補助剤なんかが魔法薬だ。単体では効果が弱い代わりに、簡単なものなら華が丘の魔法道具屋でも買うことが出来る。
葵:で、エリクサーは……。
ルーニ:文字通りの『魔法の薬』だな。飲むだけで体力が大幅に強化されるとか、死者を生き返らせる……なんてのもあるとか言われてる。製法もまともに伝わってない、ほとんど伝説の代物だよ。霊薬を水月が持ってたのも、偶然だろ。
葵:それの地上版に当たるのが、ザールブルグから伝わったと言われるアトリエ式……という事でいいのよね?
ルーニ:あくまでも似たものだから、効果は霊薬ほどじゃないけどな。ただ、ザールブルグとメガ・ラニカでは理論体系が違うから、今回の事件に関して錬金術(アトリエ式)の女性化薬のノウハウはほとんど役に立たないと思ってくれ。
葵:なるほどね。解毒薬に、そっちの魔法理論が使えるかとも思ったけど………。
ルーニ:出来るなら、とっくに作らせてるっつの。
葵:……もっともね。
ルーニ:ああ。とにかく連中には、天候竜から魔法薬の大元を手に入れる事に集中してもらいたいもんだ。
葵:そうだ。大事なこと。
ルーニ:なんだ?
葵:この話の作者は頭悪いから、ミスリードなんて洒落たことはしてないと思うから、気を付けてね。
ルーニ:バカだからな。あったとしても、ミスリードじゃなくて書き忘れだろ。
葵:その辺りを深読みしすぎると色々はまっちゃうだろうから、気を付けて頂戴ね!