ZR-1600
全焦点マクロやHDRその他の大まかな快適性については基本ZR-1000と同じなので、割愛。
●パワーアップした所
・充電ケーブルがmicroUSBになった
独自規格からmicroUSBへの変更。予備バッテリーも持ち歩いているので、あんまり使う事はないんですが、旅行に出るときにケーブルが一本減るのと旅行先でも容易に調達出来るのは大きいです。
あとSurfaceはメモリカードリーダーが付いていないので、データを読み込むのには便利でした。
FlashAirは画像の一括転送が出来ないので、結局ブログ用の写真を選ぶ時なんかは先にだーっと全部読み込んでから選別……という流れが楽なのですよね。
・録画ボタンの位置変更
ひたすら誤爆しやすい位置にあった録画ボタンが誤爆しにくい所に移動。これは正直神対応でした。
さりげにモードセレクターも270度くらい外に露出していたのが筐体に埋まる構造になって、外のダメージを受けにくくなってます。セレクターが死ぬのはZR-1000で懲りたので、こちらも地味ながら嬉しい対応。
・バッテリーは相変わらず共通
型番は従来のNP-130からNP-130Aに変わりましたが、マイナーチェンジだそうで互換性は残ったまま。
まあ相変わらずバッテリーの保ちはおかしいレベルなので、毎日こまめに充電してれば一日フルに使ったところで何の問題もないんですが。
ZR-200の頃からのバッテリーが予備で使えるので、これで累計三本目。全部持っていけば、一週間使ったところで充電は必要なさそうです(まあしますけど)。
●うーんな所
・微妙に使えないwifi機能
専用アプリが必要なのはまあいいとして、スマホに一括転送はあまりメリットを感じないので、ちょっと微妙な感じです。
PC接続も一応出来るみたいですが、FlashAirを買っちゃったのでそっちでやればいいかなぁと。
PCへの一括転送があるならいいんですけどねー。
・誤爆しやすいフロントシャッター
とりあえず手が当たりまくる所にあるのでオフにしてます。オフ機能があるのはナイス判断。
・HDRがセレクター独立ではなくて、ベストショットの一部門に取り込まれた
若干不便。
とはいえ全焦点マクロに設定しっぱなしにしてうっかりシャッター切っちゃうと処理中は完全に動作が凍るので……そういう意味ではBSの設定を基本これにしておけば事故も防げるし、実害もないので、まあ許容範囲かなと。
いまのところの問題点はいずれも実害は少ない(オフにしておけば良いだけなので)ですし、ZR-1000の後継機として使う分には素晴らしく良い感じです。ケーブルやボタンの位置は正統派な改善といえますし、使い勝手としては十分かなと。
しばらくはこいつを相棒に戦っていけそうです。