そんなわけで、モモさんで試した染色ネタの本番です。
　こやつらが作りたかったのじゃよー。

　あと全然関係ないけど、ちかさんとこの『つれづれPinky』をウチの妹（ガチオタ）が普通に見てて世の中狭いなぁと思った。ちかさんとあたしが知り合いって事は、もちろん知らなかったようです。

　その前にダイちゃん染色の経過報告。

　モモさんの各アーマーは両面テープ（百均のクッション付き強力タイプ）で留めていたのですが、どうやらダイちゃんの染色パーツ、接着剤で色が抜けるようです。
　ソフビの強度だけで留めていたすねアーマーに至っては、こすれた所が微妙に色落ちしていたので、塗装より若干強い程度の塗膜（この場合塗膜というのか微妙ですが）しか無いような感じです。

　普通に動かすぶんにはそうそう問題ないとは思うのですが、この辺りは経過待ちといったところ。

　そんなわけで染めてみた。

　手順は普通の塗装と同じ。バラした後に中性洗剤で洗って、染色液の中に放り込むだけ。

　赤パーツは500mlの水にダイちゃんのレッドを瓶半分・塩と酢少々、65～75度で90分。
　深い赤というより、ややくすんだ朱色、といった感じになりました。染色時間が長すぎたかしら。

　巨乳パーツだけが妙に染まりすぎてしまったのですが、これもどういうワケだろう。
　特に念入りに洗ったとか、軽くやすったとかは無いのですけど。

　あと、軟質素材の足首は若干縮みました。同じだけ煮たのですが、足にはめ直すときにキツかったです（入らないほどは縮みませんでした）。
　他の所でも色々言われてましたが、軟質素材の常として染まりも少々悪いです。

　ちなみにこっちが黒。

　黒パーツは500mlの水にダイちゃんのブラックを瓶3/4・塩と酢少々、65～75度で90分。

　写真だと真っ黒ですが、現物は表面にクリア光沢の入った紫がかった黒、といった感じです。少々曇りやすくなりましたが、こちらはかなりいい感じ。

　保険でガイアカラーの光沢レッドを買っておいたので、片方塗ってみました。テカテカな方がガイアカラー。
　ひとつはガイアカラーにして、もうひとつはそのまま組んでしまおうと思ったのですが……。

　ガイアカラーが付いちゃったので拭き取ったら、色落ちた！　この染色膜(?)、ラッカーに弱いのか？

　諦めて残った方も光沢レッドで塗ることにorz

　結局、赤染色の意味があったのは、足首と、スペーサーだけ。
　染色は奥が深いです。かといって臭う薬剤使って本格的にやるのもなんだしなぁ。

　組み立てて完成。

　全く同じもの二つ作っても面白みがないので、黒レースのオリジナルバージョンと、白レースの2Pカラーバージョンにしてみました。
　別に手抜きじゃない……のは本当で、黒く染めるだけなら一つの鍋に放り込むだけなので、一体分染めても二体分染めても手間同じなんですよね。

　他の細かいところは、自分メモがてらに箇条書きにしときます。

　黒手首：黒素体から強奪。手首の赤染めはリスキーだったのでしませんでした。
　黄色ライン：スペーサーをガイアカラーの黄色で塗装。
　肌色部分：Mrカラーの『レドーム』に『白』を微量。遠目だと武士子の手足に近いです。
　胸の編み上げ：普通に面相筆で手書き。
　足のガーダーベルト：普通にマスキングしました。
　レース部分：ヒビキさんでもお馴染みの定番ツール、ネイルアート用シール。主にここの。

　大阪で買ってきたレース模様のシールですが、近所で売ってるところを見つけたのでちょっとホクホクです（もはや買うことには何の抵抗もなくなった奴）。

　武装させてみた。

「素体の意味……あんまり無いわね」
　言うな！

　というか、久しぶりにツガルさんフル装備にしたんですが、パーツのあまりの落ちっぷりにPaネイルステッカー吹いた。っていうかこの写真でも膝アーマー落ちてるし！（今気付いた）
　あと塗膜で背中の穴が狭まってて、背中の拡張パーツが付かなくなったのはほとほと参りました。せっかくの塗装ごと少々削るハメにorz

　素体の意味がまるでないし、本編にも出す予定無いし（そもそもタツキとアキのツガル姉妹は非戦闘神姫です）、もうやらないと思います（ぉぃ

　この際なのでレインディアバスターにも乗せてみた。

　白素体を塗ったり染めたりして作ったワケですが、黒染めはいい感じになったと思います。赤い部分は結局塗っちゃったし、あんま、意味なかったかなぁ。

　ダイちゃんというツール自体を神姫（というかPVC）に使っている人がネット上にいないようだったので、まとめがてらに少々書いてみましたが……ツガルさん塗るくらいなら、正直、普通に筆塗りでもいい感じに出来るんじゃないかと（笑）

　若干染色膜（？）の強度的に不安な面はありますが、臭わないし無害（らしい）だし、プラ染めの入門ツールとしてはかなり適当だと思いますよ。