六畳一間のovertec. 設定紹介
-Character Introduction-

か〜こ


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鏡の森/sevenDAYS
 第5話の舞台で、ソルフェージュ付近にある広大な森。規模の割にややウッドロウの数が多い以外は、その辺の森と大差ない。
 森の奥には『銀鏡の池』と呼ばれる小さな池があり、そこには異世界を繋ぐ門である神器『鏡』が置かれている。

 この鏡の名、正式には『Yata-Transfer-Terminal-System』とか何とか言うらしいが、本編とは何の関わりもないので全く気にしなくて良い。当然、テストにも出ない。……が、一応ウィアナの『玉』とザッパーの執拗に狙う『剣』とこの鏡はセットになっているので、少しくらいは気にしてもいいかもしれない。


風読み/sevenDAYS
 『狭間』において『風』を読む能力を持つ者の総称。アンテナの役を果たすため、髪を長く伸ばしている者が多い。

 『風』とは運命を象徴するものであり、『風読み』は予言者のようなポジションに立っているとも言える。ただ、現実にある『指針』を読み解く『風読み』の予言的中率はこの世界の予言とは桁が違うほど高く、その反面、現実離れした突拍子もない予言は出来ない。要するに、100年先の予言は出来ないが、明日の天気や今日の運勢に関しては絶大に当たるのである。
 風読みは他を害する力を持たぬ事に誇りを持つ血族であり、彼らが『風』を戦闘目的に使うことは決してない(逆に防御目的の使用は多分にありえる)。この『風』を攻撃目的に転じるのが、迷宮は幽霊の使う『空力魔法』である。

 なお、風読みのもう一つの能力『風詠み』に関しては長くなるので割愛した。


上寿ツカサ/飯機攻人キャプテンライス
 帝都都役所特殊部地域万能物件処理課の課長。魚沼係長よりえらい。おやぢ。


ガルニア連邦/sevenDAYS
 欧州の小国。経済・産業的にも特に目立った国ではない。経済的不安定さにより数年前まで内戦状態にあったが、合衆国の軍事的介入により終戦。現在は不安定ながらも小康状態にあるらしい。
 なお、リリアの出身地でもある。


カンオケ/一日の過ごし方
 ヒヅミの部屋で厄介になっている謎の少女。どのくらい謎かというと、カンオケに入ってやって来た事と、何ヶ月も飲まず食わずで平気な事以外、特に分かっていることはないくらい、謎である。


艦長/sevenDAYS
 護衛艦トロゥブレス号・機甲揚陸艦ダイサスティール号の艦長。責任感・使命感が強い軍人の鏡。ジムとも知らない仲ではないらしい。
 自らの命を懸けて大海獣『フォース』から艦を守ろうとするが、圧倒的な力を誇る『フォース』を相手に任務は達成できず、波の狭間に姿を消す。
 口癖は「なんてこった!」

 『インプレイド作戦』の真相を知る者の一人。




ギガダイバー/テラダイバーリキオウ
 台場の血の不完全な覚醒形態。非人間型であり、知能も大幅に退化している。
 台場・台場以外の人間に関わらず、台場の血を使って『覚醒』しようとした場合の大概はこの形態になる(台場繊丸/ダイバーズ・ガーディアンは例外)。無論、覚醒に失敗して死亡する確率は不完全覚醒する確率よりもはるかに高い。


機甲揚陸艦ダイサスティール/sevenDAYS
 合衆国の保有する強襲揚陸艦。強襲装兵の運用を前提として建造された最初の揚陸艦であり、通常の揚陸艦に数倍する強襲装兵、メガ・ダイバーの整備運用能力を持つ。
 第6話・インプレイド作戦時において、機甲揚陸艦が『効率の良い戦争』の非常に有効な手段となる事を(非公式ながらも)立証。これ以降、同型の機甲揚陸艦が次々と開発されていくこととなる。


キャメロット/sevenDAYS
 高い走破性と航続距離を持つ戦闘車両と、優れた運動性を持つ人型兵器の特性を併せ持つ『強襲装兵』計画の最も最初の機体。高機動・強襲能力を具現化する者として、当時ウェルド・プライマリィの技術者兼テストパイロットであった宮之内蘭より立案・提唱された。
 原型は輸送車両を兼ねる戦闘車両に人型兵器を搭載し、自在なコンビネーションで相手を翻弄・殲滅する形であったが、この形態は人型兵器・車両の双方に究極に近い練度を要求するかたちであったためあえなく凍結。第2案からは人型兵器部分のみを『強襲装兵』として運用・呼称するようになり、戦闘車両は純粋に輸送車両としての扱いに変わっていく。

 本編終了後から数ヶ月の後、宮之内蘭とリリア・ボルフィードをパイロットとして運用される『強襲装騎(一般の強襲装兵と区別してそう呼ばれる)キャメロット』は一般の強襲装兵の3倍のコストと約15倍の戦闘能力を発揮し、蘭の機体コンセプトの優秀性(と、練度の高さの必要性)を見せつける事になる。
 なお、本編第7話(空港編)において登場した『キャメロット・ペンドラゴン』は、主動力機関に超弩攻用のSRドライブ&Gディスク『青』を搭載した対守護神用の特殊仕様。7話終了後に使っているのは通常版と同じ高性能蓄電池を搭載したタイプである。通常版は、SRドライブ『フェイズ5』のような形状変更を起こしたりはしない。

 主武装は通常と同じメタルジェットランサー。補助装備は短距離高速侵攻を可能とするロケットブースターパック×2。ちなみにロケットパックを使いこなせるのも、今の所蘭くらいしかいない。


強襲装兵/sevenDAYS
 軍事企業ウェルド・プライマリィ社と台場グループが共同開発した人型の汎用兵器。
 東条財閥の誇る『超弩攻』タイプのような予算度外視・超々高性能・操縦者限定……という三拍子揃った特注機とは対照的な、量産性と汎用性を追求した純然たる戦闘兵器をコンセプトに開発されている。全高約8m、動力はバッテリー+ジェットタービン。

 主運用目的は対戦車戦・市街戦であるため、装備類は戦車の複合重装甲を貫通できる威力を持つ近接兵器『メタルジェットランサー』などが主体とされる。機体の高級性・希少性から(超弩攻より安いとはいえ、それでも戦車よりは遥かに高価である)、砲撃や支援などに用いられる事は滅多にない。っつーかバランス悪いから戦車砲なんか撃ったら反動ですっころぶし。

 戦車砲を避け、可動装甲で受け流し、あまつさえキャタピラや装甲の継ぎ目をメタルジェットランサーで零距離から吹き飛ばすという、戦車乗りから見れば悪魔の如き戦闘兵器である。
 湾岸戦争において中東軍の戦車隊を圧倒的な能力差で壊滅させた事で、その有効性を全世界に知らしめる事となる。

 世界に先駆けて自衛隊にも10機単位の機甲部隊が実験配備されていたが、例によって『守護神』には歯が立たなかった。


峡布オオキ/或る、好青年の悩み
 恐怖の大王。どこをどう間違って恐怖の大王になったのかと疑うくらいの物凄くいいひとである。
 1999年7の月に『災厄』として地球を亡ぼすべく来襲……するが、目的達成よりも先に色々人助けをやってしまい、地球に情が移った挙げ句にその辺の若いもんに説得され、結局地球破壊をやめてしまう。
 UやSS級最強能力者などとは位そのものが違う、『神』クラス存在の1人。彼が本気になれば、地球など跡形もなく消えてしまう。比喩ではなく。
 彼と正面きって戦えるのは、神下ろしの能力者『ダイバー』や現在の地球の守護者『代理人』くらいである。

 ちなみに今は知らんぷりして巴荘の7号室に住んでます。職業・年齢不詳。




草原モユ/sevenDAYS
 条南大学考古学部白鳥研究室の一員。まだ21歳の学生でありながら、発掘チームに抜擢されるという優秀な研究員でもある。
 数年前に謀殺された夫・栗生ツユキの復讐を果たすべく、冤罪探偵に依頼して連続殺人事件を決行。ただ、ヴァイスとリーシェの殺害には関与していない。
 なお、現在の本名は栗生モユ。草原は旧姓である。


玖式/sevenDAYS
 音印の操る巨大ロボット。全高約25m。音印、AMCと並び、対ザッパー用に開発された守護神『バスター・ガーディアン』を構成する三つのシステムの中核となる存在。超常機関SRドライブとGディスク『紫』を動力とし、10体の守護神の中でも最強クラスの戦闘能力を誇る。
 組織からの支援を受けて戦える状況を戦闘前提としているため本体にはエネルギーフィールド『草薙力場』以外の戦闘装備は施されておらず、その分多彩なオプションユニットを自在に装備・使用することによって万能の戦い方を展開する。オプションが完全に展開可能な場合の戦闘能力は、大穿神の約4.8倍と想定されている。
 現時点で完成しているのは、肩部に標準装備されている衝撃波を発する巨大格闘腕『拳王』、飛行用ユニット『空王』、砲撃ユニット『砲王』、水中戦ユニット『海王』の4種。

 開発のベースには巌守穿九郎の祖父、巌守博士も関与している(ただし巌守博士は計画の真相を知り、旧玖式を破壊、組織を脱走しているが)

 主装備は推進器内蔵型巨大衝撃格闘腕『拳王』の衝撃波&ロケットパンチと、眼部粒子加速ビームの二つ。ミサイルなどといった火力装備は『砲王』の搭載により実現する。

 第7話においてついに起動。ザッパーとの最終決戦に臨んだ後、相討ちとなり大破、爆散する。


隈素カナワ/sevenDAYS
 条南大学考古学部白鳥研究室の一員。年齢は24歳で、21歳のモユに次いで若い。性格は軽く、研究所の機密事項まで喋ってしまう辺りからあまり研究室の仲間とは仲が良くないようだ。
 もともと別の大学から引き抜かれてきた研究員であるため数年前の栗生ツユキ殺人事件には関与しておらず、連続殺人事件の難を逃れる。


クライツ/sevenDAYS
 護衛艦トロゥブレス号の整備スタッフの一人でエスターの部下。
 大海獣『フォース(仮称)』の襲撃を受け、帰らぬ人となる。


栗生ツユキ/sevenDAYS
 草原モユの夫だった青年。当然ながら本編には名前のみで、未登場。
 モユとは大学時代に結婚したが、その新婚生活はほんの数ヶ月で幕を閉じる。
 ヱニシ・ナガレ・キリトの3人の手によって……。


黒逸ハルキ/冤罪探偵ハルキ、sevenDAYS、一日の過ごし方
 日本が世界に誇る名探偵。その桁外れの観察力と知識、推理力を以て数々の難事件を解決してきた。性格は沈着冷静だが、行きすぎて少々尊大かつ自己中心的な面も。
 その正体は裏社会でも恐れられる『冤罪探偵』。真実をねじ曲げられ虐げられた者達に代わって、標的を社会的・合法的に葬り去る、闇の名探偵である。

 カナンという助手の少女がいる事以外、私生活については謎が多い。
 現在は巴荘20号室に在中。


黒服の男/sevenDAYS
 『ザッパー』の分身にして、その意志のままに動く尖兵。全員が全く同じ外見を持ち、黒い服と黒いサングラスを着用し、『英霊剣』から供給される衝撃波を操る。ザッパーの意志の通りに完全に制御されている(というか、自己意志は持っていない)ので、その統率性・コンビネーションは極めて高い。
 外見は第2話で吸収した猪熊ナガレのものを使っている。霙やいつもを襲撃した連中以外にも相当数出現していたようだが……全て地元の能力者に倒されているあたり、それほど強くはなかったようだ。
 なお、音印を襲撃したのは『本体』である。




剣滝雷人/驚愕攻爆焔皇-Heart-
 東条学園校長・剣滝兼(かねる)の孫。七大超弩攻が一、真刹攻『燈の斬爆主我』を手足のように使いこなす謎の青年。
 まさに鬼神のごとき強さを持つ。


剣滝兼/sevenDAYS、驚愕攻爆焔皇-Heart-
 東条学園の校長。七大超弩攻を開発した五大傑の1人である。
 格闘技を得意とし、斗燃家に伝わっていた古式格闘術『巴』を超弩攻を操るための超制御格闘術に改良する手伝いをした。





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