○衝撃者
悪の秘密結社。詳細は不明。
かつては『死神』も所属していた。
○昆虫人類
『衝撃者』が作り出した昆虫の特性を持った人造生命体。戦闘や破壊工作に高い
力を発揮する。特殊体液による強力な再生能力と外骨格による高い防御力・耐久力
を持ち、それ以外にも飛行能力、擬態能力、強力な酸・毒・フェロモンの分泌など、
個体により多種多様な能力を持つ。
痛覚を持たないため腕などを切断されてもダメージを受けることがなく、凄まじ
い力を持つ筋肉も限界まで……自壊する以上の力……ポテンシャルを発揮できる恐
るべき存在。
○カルマ
人間の脳を組み込んだ次世代のバッタ型昆虫人間。脳改造の直前に体の持つ自己
防衛本能が突如として起動。研究所にいた全ての生物を虐殺し、逃亡した。
『死神』に拾われ、強化型生体ダイナモや鋼鉄神経封入などのサイボーグ手術を
受けた後、耐酸・耐毒能力を持ったスーツをまとった復讐鬼として活動を開始する。
外骨格、再生以外の能力に、桁外れな筋力と擬態能力等を持つ。必殺技は『電光
ライダーキック』
唯一の弱点は、45分に限定された活動可能時間。
○電光ライダーキック、電光ライダーパンチ
強力なキックやパンチで相手の外骨格を粉砕した後、相手の体内に生体ダイナモ
から生み出された超高圧電流を通電、内部組織を崩壊させる『カルマ』の必殺技。
超高圧電流は鋼鉄神経を経由させて伝えるため、相手ほどではないが『カルマ』
の体組織にも相当の負荷がかかる。そう言うわけで電光技に使った部位は再生する
まで使えなくなるため、多分に諸刃の剣的な側面を持った必殺技とも言える。
後に『ダブル電光キック』や『スクリュー電光キック』などの派生技を生む。
○死神
天才的な技術で『カルマ』に復讐者としての力の全てを与えた謎の老人。ライダー
スーツやサイクロンを開発したのも彼である。
もと『衝撃者』の幹部の一人。
後書き
というわけで、独自解釈版仮面ライダーです。
もともと虫ってのは前脚だとか後ろ足だとかな身体の部分部分が独立した制御系
を持ってて、その連動によって全体が一個のシステムとして機能してるように『見
える』って話らしいです。これはロボット工学の見地から実証されてる話で、実際
に昆虫と同じ動きをするゴキブリ型(だっけ?)ロボットも製作されてるとか。
というわけで、昆虫怪人である彼等も同じシステムで動かしてみるとこうなるん
じゃないかなぁ……とか考えて書きました。『カルマ』はそのシステムに逆らった
存在で、全身の独立して動くはずの筋肉を機械的補助でムリヤリ脳味噌で動かして
るわけです。金属片の飛び出た異形の姿とか、耐酸能力を持つ防護服ってのは単な
るあたしの趣味ですが(苦笑)
彼等にとってはシンボルでもあるバイクの位置付けもちょっとひねってみました。
ひねりすぎとも思えますが(苦笑) でも、バイクに乗っている者だからからこそ
『ライダー』なのであって、バイクに乗ってない奴は実は『ライダー』じゃないと
思うんですわ(笑)。透析機を持つ『サイクロン』はカルマの生命線であり、束縛で
あり、枷であり。一生『ライダー』でありつづけなければ彼は生きていけない。
否、生きられない。
宿業の復讐者、Avenger [KARMA]。
まあ、続きは……やるんかいな。単発のくせに(苦笑)
……まあ『衝撃者』の怪人は実際には哺乳類型の怪人もいるわけで、そっちはま
た昆虫怪人とは別系統の設計コンセプトで動いてる、という事で(笑)
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