ボクらは世界をわない

種族の設定について



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◎種族について

 スピラ・カナンの地には多くの異種族が存在します。
 PCはどの種族を設定する事も可能です。

 以下、ガディアで多く見られる種族の詳細です。もちろん独自の種族を設定しても構いません。



人間
 平均的な力を持った種族です。
 古代人の存在からも分かるとおり、『月の大樹』に乗って星の彼方から来た種族で、スピラ・カナンでも最大の勢力範囲を持っています。各地の王も大半は人間の王を戴いています。

 汎用性の高い種族ですが、逆にこれといった特徴もありません。

 成年男性の平均身長は160〜180程度。
 60〜70前後が標準寿命です。


・種族能力
 人間に種族能力はありません


古代人
 古代人の生き残りです。古代遺跡の『棺(稼働中のコールドスリープ装置)』からたまに発掘されます。

 『月の大樹』が稼働していた時代(古代)の知識を持っており、遺跡から見つかる古代の道具や設備をある程度使う事が出来ます。
 もちろん現代の知識は抜けている所が多いので、一方的に有利な能力というわけでもありません。

 他の能力は人間と同じです。他の種族は世界崩壊以降に生まれた種族がほとんどであるため、人間以外の古代人は見つかった例がありません。


・種族能力
1.古代知識
 古代の技術や道具・設備を使えます。

 ちなみに、古代の道具は所詮道具ですので、使い方さえ理解すれば現代人も使えます。この能力は、通常なら使い方の分からないはずの初見の道具や特殊な使い方をするものが、(古代に触った事があるため)分かるだけです。


ルード
 身長15cmほどの、機械仕掛けの人型ロボットです。レガシィの一種で、古代人と同じようにたまに遺跡から部品として発掘されます。

 古代人やルードによって組み立てられ、動力源となる三つの『貴晶石』を組み込まれることで起動します。
 寿命は三つの貴晶石のエネルギーが尽きるまでと言われており、ほとんどのルードの寿命は人間と同程度になります。
 ただし活動に必要なエネルギーを全て貴晶石から賄っているわけではなく、普段の生活に必要なエネルギーは別途魔晶石から摂取しています。人間のような食事・水分補給は必要ありませんが、魔晶石ぶんのエネルギーが途切れた場合、文字通り命を削って活動するか、『休眠』と呼ばれるスリープモードに移行します。

 小さな体ながら俊敏な種族で、人の頭程度までジャンプする程度の運動能力を持っています。
 その大きさから戦闘には不向きと思われがちですが、『ビーク』と呼ばれる武器を用いて人間顔負けの戦闘能力を発揮する事でも知られています。
 また、彼女たちだけがこの世界でエネルギー源となる『魔晶石』を作り出す術を持っています。

 体の各所に専用のコネクタがあり、そこに追加武装やオプションと呼ばれる特殊な部品をまとう事でさらなる能力を得る事も出来ます。高速起動や飛行能力、遠隔攻撃が出来る者もいるようですが、この追加武装はより多くのエネルギーを消費してしまうようです。
 追加武装は特殊能力の一種としてカウントします。


 非常に好奇心が強く、ルードの医者による定期的なメンテナンスが必要なこともあり、ルードの医者のいる人里や酒場を根城にして活動している事が多いようです。
 ただし一部のルードは、資材の豊富に残った遺跡などにルードだけの集落を作っている事もあります(メンテナンスは自分達で行っているようです)。

 なお、現在見つかっているルードは女性型ばかりで、男性型は見つかっていません。
 ただしその出自の性質上、生殖活動で増えるわけではないため、これといった問題にはなっていないようです。

 ルードと他の種族の恋物語はたまに聞かれる事から、恋愛感情はあるようですが。


・種族能力
1.機械の体
 ルードの最大の特徴です。身長は15cm前後、食事・水分補給不要(魔晶石でのエネルギー摂取は必要です)、毒・麻痺といった肉体的状態異常の影響を受けません。

 ただし体力は1固定になります。感情はあるため混乱や睡眠といった精神的状態異常の影響は受けますが、身体的構造が人類と異なるせいか魔法は使えません。
 自分の身長の数倍の高さでも跳躍でき、人間の子供が持ち上げる程度の物は持ち上げる事が出来るため、人間社会での生活に不都合はありません。

2.オプションパーツ
 古代遺跡で見つかる、専用の武装群を持っています。ビークや、ビークを使った魔晶石の結晶化・解放技もこの中に含めます。

3.古代知識
 古代人の物と同じです

・種族専用能力

 名前:結晶化
 タイプ:種族
 効果範囲:接触
 詳細:ビークを使って対象の生命力を結晶化し、魔晶石に変えます。対象の生命力が強ければ強いほど強力な魔晶石になりますが、そのぶん抵抗される可能性も上がります。
 また、結晶化を行った対象は死亡します。


 名前:魔晶石解放
 タイプ:種族
 効果範囲:自身
 詳細:ビークに装填した魔晶石を消費して、その内に封じられたエネルギーを解放します。
 持続時間は通常の使用で数分。全力の一撃として繰り出した場合は直後に消滅します。

 解放時のエネルギーの形状は、刃渡り数mのエネルギー刃、砲撃やドリル状の螺旋の刃、ハンマーなど、ルードによって発動形状に差があります。

 いずれにしてもルードの固定能力であるため、書かなくても保有していると見なされます。特に発動形状に言及がない場合は、光の刃として扱われます。



エルフ
 森に棲む長命な種族です。人間の三倍ほどとなる、二百歳前後の寿命を持ちます。身長も若干高いようです。

 部族と呼ばれる血縁者集団で森に暮らしており、あまり森の外に出る事はありません。ただし中には好奇心の抑えられない者や、見聞を広めるため、街に出てくるエルフもいます。
 他種族との混血も可能で、ハーフエルフなども見受けられます。特に混血児に対する差別などはないようです。

 ハーフエルフの能力は、エルフの能力のうち幾つかだけ、という事が多いようです(3つ全てを持っていても問題ありません)


・種族能力
1.不老長寿
 三倍程度の寿命を持ちます

2.夜目
 夜でも視界に影響を受けません

3.集中
 常人より高い集中力を持ちます。混乱を鎮めたり、弓矢の命中精度を上げたり出来ます



ドワーフ
 山岳地帯に住む頑強な種族です。寿命は人間と同じ程度、身長はやや小柄でがっしりとした者が多いようです。

 エルフのように部族単位で険しい山岳地帯に坑道を掘って暮らしており、金属加工を得意としています。その性質上、人間との交流も多くあり、特に鍛冶屋ギルドとは深い繋がりがあります。

 金属と意志を通わせる能力を持っていると言われていますが、金属に人類の概念は通用しないため、情報収集には役に立ちません。この能力が効果を発揮するのは、金属の加工や修復の時です。


・種族能力
1.金属会話
 金属加工が得意です

2.夜目
 夜でも視界に影響を受けません

3.超体力
 常人の数倍の体力を持ちます。



魔族
 主に静寂の国シレンティウムに住む、人間・エルフ・ドワーフ・ルード以外の種族の総称です。吸血鬼や巨人、獣人、龍族など様々な種類がいるため、細かい所は自由に決めてもらって構いません。

 ただしあまりにも人間とかけ離れた外見をしている者は(身長10mの巨人やドラゴン、常に燃えている炎族など)日常生活に支障が出るため、あまり自分の住処からは出て来ないようです。


・種族能力
 さまざま


 以下、ガディアによくいる魔族を数種出しておきます。参考にしていただければと。

巨人
 魔族の一種です。概ね穏やかで大人しい性格で、静寂の国でひっそりと暮らしています。
 身長は人間の2〜3倍はあり、中には10mに及ぶ者もいますが、この大きさの者はさすがに人間の国には出て来ないようです(家に入れません)

 並外れた体力を持っています。


・種族能力
1.巨体
 常人の数倍の体格を持ちます。体力も比例して大きくなります

2.超体力
 常人の数倍の体力を持ちます。巨体と重複します。



獣人

 魔族の一種です。獣の血が混じったとされる種族で、狼や鷲など、様々な種類がいます。

 人型から動物型、そしてその中間形態を取る事ができ、狼型なら高速走行や超嗅覚、鷲型なら飛行や鉤爪など、種に応じて非常に広い能力の幅があります。

 特殊能力は獣化のみ共通ですが、必要なものを設定してください。


・種族能力
1.獣の能力
 獣の能力を一つ、受け継いでいます。

2.獣の能力
 獣の能力をもう一つ、受け継いでいます。

3.獣化
 獣そのものに変身します。半獣化も出来ます。

・種族専用能力

 名前:獣化
 タイプ:種族
 効果範囲:自身
 詳細:獣のベースとなった動物に変身する、もしくは中間形態を取る。完全獣化の場合は服はどこへともなく消え、変身解除時に戻ってくる。



独自種族

 自分のオリジナルの種族をプレイしたい場合、以下のテンプレに従ってオリジナル種族を設定する事も出来ます。

−−−テンプレ開始−−−−−−−−−−−−

・種族:
・種族能力
 1.
 2.
 3.
・種族設定:

−−−テンプレ終了−−−−−−−−−−−−

 種族:種族の名前です。

 種族能力:種族の特殊な能力を、最大三つまで。

 種族設定:種族の設定です。簡潔にお願いします。


 ただしあまりに極端な設定はゲームの都合上、調整させていただく場合があります。


 オススメできない設定の例

・単純に不便、周囲に迷惑
 例:常時燃えている、身長100m、夜しか行動できない、ジェスチャーで会話

・現状の設定と食い違う
 例:創造神、緑の箱船が来る前から居た現生人類だ、無限の動力を持つ巨大ロボ


 このあたりは調整が入るか、採用してもプレイ難易度が上がる割に出番が増えないと思います。

 ちなみに神様そのものは問題ありません。ただし少数の信者に支えられているマイナーな神様になるか、あくまでも『自称』創造神ということになります。現生人類に関しても、自称もしくは魔族の一部としてスルーされるのではないかと思います。



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