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ボクスク Archives #2
 ぶっちゃけあさかさんとこのまねっこ。

ちょうど朝の太陽が山の頂に掛かる所
 スピラ・カナンでは時計の数がそれほど多くないので、時間の基準は太陽や月の動き・位置が基準になっていることが多い。

今度の仕事が終わったら
 人、それを死亡フラグという。

ココア
 熱帯のないスピラ・カナンでのココアやチョコレートは、主にキャロブ(イナゴマメ)を使って作られた代用食品群を指す。

四大種族
 一般的に、人間、ドワーフ、エルフ、ルードの四種族を指す。
 ルードの数は実際の所そこまで多くはないが、魔族に加えるにはその素性があまりに異質すぎるため、魔族としては数えられないことが多い。

一流冒険者
 実のところ、一流とされる具体的な定義は特にない。


 恐らくスピラ・カナンで最も普及率の高い飲み物。
 茶の木は亜熱帯原産の植物ではあるが、品種改良されているのか大陸の割とどこにでも生えている。

 『月の大樹』でコーヒーが出て来るのは、店主であるミラと、代理であるカナンの好みの問題。

湯飲み碗
 スピラ・カナンには古代人も多くいるため、ある程度古代の技術や風習もそのまま伝わっている。

多岐に及ぶ
 『月の大樹』に舞い込む依頼は大きなものから小さなものまで本当に多種多様に及ぶ。
 次回予告で出ている『めぼしい依頼』は、その中でも一般人には達成不可能な、冒険者向けの依頼であることが多い(猫探しなど一部の依頼は別)

お客さんも退けたし
 モモはここでいう客の中にはカウントされていない(良い意味で)。

席に着いていた
 リントもここでいう客の中にはカウントされていない(失礼な意味で)。

陸河豚
 美味いらしいよ。

停車場
 ガディアにおける待ち合わせの定番スポット。

 酒場で待つと時間帯によっては店の迷惑になるため、別の所を待ち合わせに使うのが一般的。

大きな荷物を積んだ馬車
 最初はリヤカーで運ぼうと思っていたらしいが、量が多いので急遽馬車に変更になったらしい。

大丈夫でしょ
 恐ろしく気持ちのこもってない言葉。

大量の魔晶石を作り出す
 ちなみに魔晶石化そのものは、ルードがビークを使って行う定番の方法を用いている。
 山岳の国には鉱山調査に従事するルードもそれなりにいるため、彼女達のエネルギー確保兼小遣い稼ぎとして、良いバランスで成り立っているようだ。

オルレイさんの店
 マハエの実家のこと。鍛冶屋らしい。

棺のフタひとつ開ける事も出来ない
 巨人族など余程の力技があれば、一応開けることは出来る。
 ただ、そうして開けたものは蘇生に失敗する確率が跳ね上がるため、棺の開封は古代人やそれに連なる技術者に任せられることがほとんど。

独自のルート
 本当に独自らしい。


・ルードの集落編

少々乱暴に扱っても
 特殊素材で作られたルードの体は、思っている以上には丈夫である。

高い周波数を使った『声』
 ニュアンスとしては、声と言うより通信に近い。

 隠密行動時の会話にも便利だが、相手側にルードがいた場合はほぼ丸聞こえなので過信するのは禁物である。

【何じゃ?】
 【 】での会話は、人間には聞き取れない帯域を使った会話。

人間の礼儀に合わせている
 スピラ・カナンの街の大半は最大派閥である人間の街である。従ってそこで通用する常識・礼儀も、人間のものがベースになる事が多い。

 もちろん別種族の街に行った場合は、その種族の常識や礼儀がベースとなる。

耳鳴り
 このように、異種族の中にはルードの通信が感知出来る者もいる。

郷里
 郷里と書いてクニと読む。

それ以上は触れない
 一万年近い時間の壁を隔て、古代で連れ添っていた伴侶や友人に再会出来る可能性は、推して知るべし。

ルードの住処
 ザルツのルードの家は、木のうろを加工・偽装して作られているものが大半を占める。
 知らない者が通った場合、そこに集落がある事さえ気付かれないことも多い。

暗視鏡
 実際には赤外線ライトとカメラを組み合わせたもの。

悪戯を知られた時のような表情
 「あちゃぁ……」

わらわが大人しく説明するとでも思うたか
 状況をややこしくする物言いの一つ。
 らしいと言えば、らしい。

もう少し小さく見える
 いわゆるスモール素体。

方盾
 いわゆるヒーターシールドやラージシールドと呼ばれるタイプ。
 長方形の大盾である。

工連
 くれん、と読む。
 ルードを遠くの街まで連れて行ったり、彼女達には重い荷物を運んだりなど、彼女達の生活の補助全般を務める。

 大概はルードの研究をしている学者がフィールドワークがてらに引き受けている事が多いが、特定の種族を指す呼称ではなく、エルフやドワーフ、魔族が務めている事も珍しくない。

 語源は、古代にあった作業用機械から。

属していたみたい
 ルードの集落はその性質上、極秘裏に作られている事が多いため、その場所が知られていない事も珍しくない。
 他国の集落となればなおさらである。

貴晶石の質によって差はあるが
 集落の長など特別なルードには、竜種の貴晶石などより強い力を持つ貴晶石が用いられる。そういった強い貴晶石を得たルードは寿命も長く、百年を超えて稼動する者も珍しくない。

 集落を出て魔晶石を求めるルードには、次代の長のために上位の貴晶石の探索を命じられている者も多い。

こちらで必要な
 彼女が使っていた装備品など、里のサイクルの中で使う可能性のあるものを指す。
 宝石など人間社会で容易に換金出来るものは、ここまで連れてきてくれた者への謝礼として受け取らないことがほとんど。

作り直される
 作り直されると言っても、グリップを取り替える程度である。
 ルードとの同調や結晶化・解放を行うビークのコア部分は、ルードでも修復や改造をする事は出来ない。


・廃坑探索編

ワームの管理がしきれませんから
 大発生しない程度、刈り尽くさない程度に魔晶石を採るのが、魔晶石農場の基本である。
 坑道の規模によっては、奧に続く道をあえて崩して農場とする場合も珍しくない。

爆弾のテストに良さそうだったから
 なので、今回のミスティは報酬もない。

魔力の炎は空気を汚さない
 松明やランタンは燃えて二酸化炭素を出すが、魔法の炎やレガシィのライトはそれらがない。
 冒険者達に重宝される理由の一つである。

オオコウモリ
 洞窟に住まうコウモリの一種。大きめだが、それほど害のある相手ではない。

巨大な羽音の主
 ダイオウコウモリ。
 洞窟に住まうコウモリの一種。オオコウモリに比べてもかなり大きいが、危険度はオオコウモリとほぼ同じ。

カイルの地図の一点を示してみせる
 いわゆる、レーザーポインター的な使い方。

有害なガスの影響を受けずに行動することが出来る
 故に、スピラ・カナンの鉱山でカナリアが使われることは、ごく稀である。

『ヘルハウンドの姿をした生物』
 第一回参照。

食用には向かない
 肉食動物の肉は、草食動物のそれに比べて不味いとされている。

魔法掘り
 セリカが使っているような魔法を応用したもの。

 人力での掘削に比べて非常に高速かつ安全に掘れるが、魔法使いの絶対数が少ないため、コストパフォーマンスでは大幅に劣る。
 そのため、人力では掘れないほど硬い岩盤や、時間を掛けては危険な箇所の掘削など、現場では人力掘りと組み合わせて用いられる事が多い。

不寝番の必要はない
 油断しているわけではなく、魔法が無効化された事に対する警戒魔法など、二重・三重の防備がされているため。
 逆に言えば、そこまでの警戒を何とか出来るような相手には、人間の感覚器レベルでは既に対処しきれない事がほとんどである。

全くの無傷
 全くのミスティクオリティである。

古代魔法王朝
 スピラ・カナンにかつて存在した文明の一つ。
 多くの魔法が研究・実用化された時代であり、その成果の幾つかは今の魔法使い達にも連綿と受け継がれている。

生命力と魔力は、本質的には同じ物
 生命力が尽きた者が気力で動けたり、命を削って魔法を唱えたり出来るのは、その根源が同じものだからという考え。
 死者を看取る時にルードが貴晶石を作れるのも、生きている間に使われなかった魔力を結晶化しているから……という説明が出来るため(理論上、死者に残された生命力だけで貴晶石を作ることは出来ない)、現在のスピラ・カナンでも広く支持されている説の一つである。

急いでガディアに戻った方がいいだろ
 なおこの後、半数がガディアに戻り、残り半数が坑道の追加調査とカイルの捜索を行った。


・魔物調査編

討伐戦
 前回参照のこと。

鋼蔓
 はがねつた。
 その名の通り非常に丈夫かつしなやかなつる性の植物。ロープや、強度の必要な箇所の補強に使われる事が多い。

特別製
 いわゆる、合成弓(コンポジットボウ)である。
 特に律の弓には折りたたみ機構も組み込まれているため、その製作難易度は想像を絶する。

乾燥させる事で
 本来なら乾燥だけで数ヶ月近くかかる事もあるが、今回はミスティの能力のおかげで大幅な時間短縮を図れるらしい。

街までは来ないさ
 理由は不明だが、ガディアは近隣の街に比べても、そういった野生動物や魔物の侵入報告が特に少ないと言われている。

繁殖期の鹿
 だいたい秋頃の話。

ナナトの話を総合すれば
 だいたい、今までの本編中や次回予告で語られた事と同程度の内容だったらしい。

草原の国から木立の国まで
 大人の足や馬車を使うなら、ガディアから草原の国の王都まで、陸路なら山岳の国経由で早くて半月、海路で海の国側を回るともう少しかかると言われている。

王女と同じ名前を付ける貴族や富豪はいないだろう
 王女の名を呼び捨てたり怒鳴りつける事になってしまうため。間が悪ければ物理的な意味で首が飛ぶ事もありうる。

 貴人と名前がかぶった場合の改名は、一般市民でもごく普通に行われている。

答える代わりに視線を逸らし
 そのへんは純情らしい。

アギに向かって
 スピラ・カナンでは10代の飲酒も特に禁止されていない。

誰だよコイツに酒なんか呑ませたの
 全力で棚上げしたい時の台詞。

自らに言い聞かせている
 言い聞かせる必要があったらしい。

何でこんな所に貴方が居るのよ
 誰もが思う疑問であった。

いくら元執事だからって……
 誰もが(ry


・猫探し編

羨ましいの
 全然そんなことは無い時に言う台詞。

退魔の経験
 実体を持たない幽霊にも魔法は有効。
 また、退魔の処理を施された聖水を使えば、通常の武器でも幽霊にダメージを与えることは出来る。

草原の国の姫君の屋敷
 自国を回る時はテント生活をすることもあるが、さすがに一国の姫君が他国でそんなことはしない。

満足げな表情を浮かべている
 どや!

どうでもええ知識
 明らかにどうでもよくない知識である。

レディ・ミラの酒場
 『月の大樹』亭のこと。

結局消去法で
 モモに頼むなどという恐ろしいことは出来なかったらしい。

明日にでも様子ヲ見てきましょうカ
 ここからアシュヴィンは魔物調査編に移動。

たった一つある心当たり
 それは、草原の国本国にあるはずだったが……。

漉き返し紙
 一度使った紙を水に溶かして再度漉き直した、リサイクルペーパーの一種。
 古代日本式の製紙法が広まっているスピラ・カナンの紙の普及率は、それなりに高い。

ごぎり
 何かが折れた鈍い音。

暴れ回る
 蟹の大鋏をへし折るくらいの暴れっぷりは余裕である。

バカだから
 それで済む問題ではない。

適当やなぁ
 髪がピンク色だからピンクと呼ぶような奴が言って良い台詞ではない。

都合良くもあるまいて
 さてどうかな?

二度とガディアに戻ってくる事はないだろう
 これだけヒドい目に遭って戻ってくる野生動物は、なかなかいない。

貴晶石くらい
 魔晶石くらい、の言い間違いというわけではない……らしい。

ウィズワール
 草原の国に仕える天候魔術師の一族の字。
 ノア姫の側近にも、一人いる。


・エピローグ

古代兵
 正式にはもっと長くてややこしい名前がある。
 便宜的にそう呼ばれているだけだが、カナン達も分かりやすさを重視してそう呼んでいる。

二重の意味で運の良い男である
 ただし、廃坑で必死にカイルを捜していたセリカ達からは後でボコボコにされたので、そう運が良いばかりでも無いようである。

チャラチャラ
 明らかに本名より長い。

いつものメイド服ではない
 ちなみに忍の家は、『月の大樹』とは別にある。

薬剤さえ揃えば
 その揃えるのが難しいわけで、言うほど簡単だったわけではない。

剣の柄に似た物体
 大雑把に言えば、T字型の安全カミソリを大きくしたような形である。
 根元に本体に繋ぐケーブルが付く。

そういう技術が
 古代の理美容方面の知識にも精通している忍は、もちろんそういった機械を(施術する側として)使った経験もある。

試作品らしきタルト
 今回作ったのは、木イチゴとクリームのタルトらしい。

結局タダ働きになっちまう事もあるし
 マハエさんのその台詞は重い。

続劇

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