混迷界群雄伝 年表
-a chronological table-

見ての通り、年表です


-Back-
Age
Event/Story
Story Update
古代 Ancient Times〜
 それ以前は不明。次元の創造者である『構築者(クリエイター)』と
破壊者である『抹消者(デリーター)』、そしてその眷属達の果てしな
い抗争が続いていたと推測される。
 眷属の一人『ラグ』、構築者の命を受けて不確定だった領域を初期
化、防衛用障壁領域アルエリアを定義する。
 アルエリア空間の誕生。

 創造者ラグ、十数体の眷属と共にアルエリア防衛ラインの構成・管理
を委される。構築者は残りの眷属と共に他の領域へ移動。
 ラグ、自分たち眷属には存在しない要素、『不確定』を対抹消者用の
障害として利用する事を思いつく。早速アルエリア上の数ヶ所に不確定
要素群を構築する。生物の誕生。
 その後、防衛用の眷属にも不確定要素を追加する。
 不確定要素の発生によって煩雑化したアルエリアの管理システムとし
て、『守護者』を構築。同時に守護者用のエネルギー供給用ネットワー
クを布設。
 龍脈の誕生。
 防衛領域アルエリアの完成。ラグは哨戒・防衛用に数体の眷属を残
し、自らは新たな防衛領域を組み上げるべく他領域へ移動する。

 生物、順調に進化。人類その他の誕生。地球と大差ないので省略。  何はともあれ、はるかな年月が過ぎ去る。
            
中世 Middle Ages〜
 精神力を物理的力に変える基礎技法、『混沌意匠(カオスシンボル)』
の発見。後の『精神コンバート理論』のおおもとになる技術である。以降
少しずつ洗練・体系化され、西方魔術や東方仙術へと姿を変えていった。

 第一の黄金時代、ラジェスティ統一王朝時代の到来である。
 ラジェスティ統一王朝時代の終焉。
 二高弟の決別。アルエリア、二つの世界に分化。後に5つのエリアへ
とさらに細分化していく。
 人類文明、栄える。東方と西方では全く違う方向に文明は進化した
が、中にはそれまでの文明を破壊し尽くす緋色の文明のような物騒な物
もあった。
 良くも悪くも不確定要素は増大していく事に。守護者の負担も比例し
て増えていった。
 守護者の負担、さらに増大。守護者の負担を減らすため、守護者本人
の干渉で龍脈を使った管理支援システムが多数建造される。これらは蒸
気街『海梁』などの特殊な環境に設置された。
 いわゆる、バベジ解析機関群やヘブンラビリンスなどの恒久遺構群で
ある。

 この間、さまざまな理由で戦争が起こる。この時代の戦場の主役は光 子流体金属で造られた『光殻』と呼ばれる強化装甲服であった。
近代 Modern Ages〜
 アルエリアの一国家『シン』に巨大流星が落下。
 解析された流星は出所不明のオーバーテクノロジーの塊であることが
発覚する。『神像』と名付けられたそれは、次元間移動技術、生体兵器
理論等の超技術をアルエリアにもたらす事に。
 
 第2の黄金時代、オーバーテクノロジー時代の到来。
            
 産業国家『シン』、神像を解析した企業・ステラ=マイコニド社を自
国企業へと吸収併合。
 以降、ステラ=マイコニド社はシンの国営企業となる。
 神像を調査した企業、ステラ=マイコニド社、神像の技術を流用し、
戦闘用人造人間『戦人』を開発する。強力な戦闘力と命令遂行能力を持
つ意志を持たない戦人は有人兵器『光殻』をたやすく駆逐し、戦場の主
役に。
 神像の次元制御デバイスを応用した次元コロニーの実験0号機、完
成。1号機、2号機、3号機の開発が始まる。

 次元コロニーの実験0号機、トラブルにより暴走・大破。同時に、0
号機内で研究されていた神像も次元の彼方へと姿を消す。。

 また、次元コロニーとアルエリアを繋ぐ次元門周辺の鉱物類が異常な
変質を起こしていることが確認される。『次元鉱石』と名付けられる。
 次元コロニーの事故から、次元鉱石を安定して量産するための技術が
確立される。
 次元鉱石を用いたエネルギー炉『次元炉』の普及。
 ある戦場において、敵味方数万の戦人がたった二人の人間相手に全滅
するという大事件が起こる。この後、戦人の精神パターンに何らかの異
変が確認された。

 後に言う神魔覚醒事件である。
 自意識を持った戦人が反乱を起こす。戦闘用に開発されただけあり、
戦人の勢力は圧倒的であった。人類側には対抗すべき装備もなく、まさ
に人類を駆逐する勢いであった戦人達は、完成していた次元コロニーの
実験1号機と2号機の奪取に成功。
 しかし、次元門を閉鎖した後は一切の攻勢を絶つ。
 世に言う戦人の乱
 戦人の乱の影響で、完成していた3号次元コロニー、破棄。完成寸前
であった第4、第5コロニーの建造も中止された。
 ステラ=マイコニド、戦人の後継兵器として光殻の流れを汲む純粋な
機械製の有人機動兵器『機人』を開発する。これにより戦争の当事者が
機械から人間に戻ったわけだが、機人の誕生は社会に熱狂的に歓迎され
た。
 それほど戦人は信用を無くしていたわけである。

 戦人非常廃棄条約、ステラ=マイコニドの新たに開発した大型兵器
『機人』を代替兵器とする事で、可決される。
 巨大人型戦闘兵器『機人』、実戦投入。条約可決後、三年で全ての戦
人は廃棄された。
 次元炉を攻撃兵器として転用する技術が実用化される。この 『G兵器』
により危険分子である次元コロニーの戦人=神魔に攻撃を仕掛けること
が出来るようになる。

             

 次元鉱石の量産とG兵器の乱用で、アルエリアの空間に莫大な負荷が
かかるようになる。守護者の空間修復能力が追い付かないほどに……

            
 異世界からの侵入者『来訪者』、初めて確認される。アルエリアはG
兵器の負荷により空間が奇妙に歪んだ世界になっていたのだ。
 『混迷界』の誕生。
 抹消者の眷属『破壊者』、襲来。東西の異能力人類、神仙、神魔、守
護者が総掛かりで対抗するが、破壊者は圧倒的な力でアルエリアを蹂躙
する。
 破壊者戦争(第一次)勃発。
 ステラ=マイコニド、神像の複製である最終兵器『絶対装甲』の建造
を開始する。東方においても究極の仙封『絶対書簡』が完成、の封印が
解かれつつあった。
 シン王専用機動装甲『ツインクラウン(玉帝金剛)』ロールアウト。
 ステラ=マイコニド本社、破壊者の攻撃を受けて壊滅する。絶対装甲
計画はSTMエウド支部(後のナセル社)に引き継がれた。
 絶対装甲、全20機ロールアウト。
 対破壊者戦において絶大な威力を発揮する。
AC-0
 第37次中原会戦。
 絶対装甲などアルエリア側の全ての切札を投入した大決戦となる。ア
ルエリア空間を再定義・書き替えする力を持った究極の仙封『絶対書簡』
の発動で破壊者を異次元に強制送還する事に成功、長い戦いに一応の終
止符を打つ。
 破壊者戦争の終結。

 同時に、新しい歴単位の制定。AC(アルエリア歴)元年とされる。
             
            
AC15-250
 魔界にて統一戦争『魔界動乱(第一次)』勃発。指揮官級戦人の末裔
『魔界貴族』のほとんどが消滅する。生き残ったのはごく少数だけで、
魔界を出奔した者も多かった。
 4大魔界貴族の誕生。
AC200-500
 ようやく世界復興の目処が立つようになる。が、破壊者との戦いで数
多くの技術・歴史が失われていた。この事態を重く見た守護者や時間管
理委員会たちは、破棄されていた3号次元コロニーを利用し、巨大な
バックアップシステムを造り上げる。同時に空間を修復するべく世界中
から人材を集め、空間の管理組織を結成。
 『天界』・『管理者』の誕生。
 健在であった絶対装甲、天界に全機封印される。強力な絶対装甲は存
在すること自体が空間に負荷をかけていたのだ。
 ただ、戦時中に9機は消滅、5機が未回収なまま。最終的に封印出来
たのはわずかに6機でしかなかった。
 天界にて絶対装甲を簡略化した絶対防衛システム『エイガード』シ
リーズの開発計画がスタートする。
 『スカル=シュティールの悪夢』
 機動装甲開発基準法の制定。
 試作型エイガード『アイズ』、完成・命名。開発者の一人であったミ
シェル=カーヴィンクレアをテストパイロットとし、様々なテストが行
なわれた。
 アイズのデータをもとに実戦用エイガードとして1番機、2番機、
ロールアウト。
 先行試作型エイガード0番機『アイズ』、実戦用エイガードとしての
改装が決定。
 同時、量産型エイガードの開発計画も始動する。
 4番機、5番機、特殊装備のため開発が難航する。何と後から開発さ
れたエイガード3番機『ヘイズ』が先に完成してしまうありさまであっ
た。
 MPEG(マスプロエイガード)の先行試作1番機、完成。予想以上
の高性能ぶりを発揮する。が、それを上回るコストパフォーマンスの悪
さも発覚したため計画は凍結してしまう。
 凍結により先行試作機『ミース』は解体予定であったが、管理者ラア
ス=グレナデンの要請で彼の部下であるミサキ=レビュアの手に渡る。
 四界龍皇セテト、魔界にて封印。
 魔界を出た魔界貴族、『龍』の姫であるユイ=フィオム、管理者とな
るべく天界へ。エイガード2番機と出会い、『ライン』と命名。主とな
る。
AC1213
 若き技術者グルーオン=シナプス、友人より謎の機械少女マイカを預
かる。後にGBLやU−ライ、ラファ等との戦いに巻き込まれることに。
 戦人再始動事件。
 四界龍皇セテト、魔界にて封印。
 4大魔界貴族の一人ゲート=キーパーの息子シオン=ヴァナハ、東方
へ。仙術を学びにいったらしいがそのまま消息を絶つ。
 紫幻、アルエリア東方に来訪。

 パシアン、アルエリア南方に来訪。

 ウスバヤ、アルエリア北方に来訪。
 紫幻、仙封妖・九尾(このお。後の狐面)と出会う。力を失っていた
九尾は紫幻と契約を結び、彼女の永遠の護衛者となる。
AC1300
 観察者『エミィ』、アルエリア西方に来訪。第1幕・混迷の章開幕。
四大魔界貴族の一人、サー=ウインドに出会うが、管理者ラアス=グレ
ナデンの招きに応じ天界へ。
            
 エミィ、天界においてアルエリアの状況を知る。
 この頃やっとエイガード4番機、5番機完成。ただ、肝心の駆り手の
方は2番機ラインと3番機ヘイズの主が決まっただけであった。殊に1
番機は完成以来沈黙を守ったまま。
AC1305
 天界を離れたエミィ、サー=ウインドとの約束を守るため魔界へ。
サー=ウインドことギヒ=ランティアの養女となり、エミィ=ランティ
アと名乗る事に。
 エミィ、機動装甲バルバドス=テンプル拝領。直後アルエリアへ出奔。
 エミィ、グルーオン=シナプスと出会う。Bテンプルを改装すると同
時に機動装甲についての技術を学ぶ。
 戦人のデータをもとにした人造人間イオン=シナプスの製作、非合法
ながら開始される。
 マイカ、GBLによりグルーオンのもとに帰還する。しかし、それは
精神チップのみの帰還であった。マイカはグルーオンの手によりオリジ
ナルIOのボディに移植、復活する。
 シオン=ヴァナハ、『殺戮の七』を持ち、東方の仙洞・波聞山偏紘洞
より数十年ぶりに帰還。旧友グルーオンに預けてあった機動装甲ヴィヴ
ラ=フォルンを引き取るためアルエリアへ。

 同じく東方から帰還した剣聖・桜、エイガード1番機『ブレイズ』に
主として認められる。
 エミィ、グルーオン邸で怪青年シオンと出会う。
 グライド=テンプル完成。ただ、非常に不安定な操作系を持つとんで
もない機体であった。
             
 エミィ、シオンと共に魔界へ。何やら魔界は不穏な空気であった。ま
すますヤバくなったGテンプル、サー=ウインド宮殿に封印を余儀なく
される。
 アース=シェイカーの部下、サー=ウインド領を強襲するが、テスト
がてら攻撃仙封『殺戮の七』を発動させたシオンにより壊滅的損害を受
けて撤退。
AC1320
 エミィ、アルエリアへ。グルーオン邸にてイオン=シナプス製作終了、
エミィのパートナーとなる。

 これとほぼ同時期にノイルク王太子イージス卿、クーデターを起こす。
クーデターはたった半日で終結。イージス卿が新王位に即く。
 ノイルク国の半日革命。
 エミィ、イオンの件のほとぼりを醒ますため魔界へ。Gテンプル、二
人乗りの後期型に改装され、封印を解かれる。
 エミィ、シオン、『4神器』の探索をギヒとイウスに命じられ、アル
エリアへ。
AC1326
 魔界動乱(第二次)の始まり。
 放浪の末エミィ、蒸気街・海梁へ。海梁深部においてバベジ解析機関
で構成された龍脈管理組織『時間管理委員会』と出会う。神器の一つ、
『獣矛』を入手。
 ダーク=ロード側の神魔装甲と初対決。グライド=テンプル、中破す
るも辛勝。
 シオン、魔法学園へ。霊鳥シームルグに神器の一つ、『閃刀』を押し
つけられる。

 エイガード4番機『グラン=ヴァーン』、魔法学園の生徒であったル
フィとセフィを主として選ぶ。
 エミィ、浮遊都市ルプガナへ。L−FAM(リア機動装甲研究所)の
最新鋭AM・ア=カウントの開発に協力する。
 同研究所で神魔装甲に対抗すべくGテンプルの強化修復。
 浮遊都市ルプガナの機動装甲工廠『L−FAM(リア機動装甲研究
所)』、機動装甲ア=カウントをロールアウト。
 シオン、セイファート雑技団と遭遇。ロッサ=アナハイムと出会う。
同時に『闇のカード』を入手。
 エイガード5番機、主を認定。これにより、エイガード開発計画は一
応の完遂を遂げる。
 エミィ、シオンや傭兵ルディとともにシノク戦役に参戦する。Gテン
プル、非常出力の負荷に耐え切れず、擱座。管理者のミサキの協力によ
り代替フレームを入手する。
 急造仕様の機動装甲イクティス=グライド(前期型)完成。
 イクティス=グライド、後期型に改修。エミィ初の神魔装甲となる。
 魔界ではサー=ウインドとダーク=ロードの思想の相違が明確化して
いった。
 アース=シェイカー、ゲート=キーパー領を襲うもテラー=ビースト
化したイウスに迎撃される。
 ダーク=ロード自らが、エミィ、シオンを結界に引き込み、強襲。勝
負は引き分けに持ち込むが神器を奪われる。この時点ですでにダーク=
ロードの下には残りの神器である『闇刃』と『翔槍』が揃っていた。
 エミィ、シオンとともに魔界へ。ダーク=ロードの神魔装甲部隊と戦
う。イクティスは中破し、Vフォルンは大破。
 天界において白兵戦系G兵器の一つ、Gランサーの封印解除が承認さ
れる。Gランサー、エイガードとともに魔界へ。
AC1360
 ダーク=ロード、神器の力で新たな次元門を開き、アルエリアへの進
攻を開始。
 次元門会戦。

 エミィ達は他の魔界貴族やエイガードの力を借りて決戦を挑む。
 Gランサーの通用しないダーク=ロードに対し、エミィは禁断の兵器
『ザ・ヴォイス』を使用。その後ダーク=ロードはアース=シェイカー
の手により異次元に放り出される。アース=シェイカーも異次元へ。
 神器の一つ闇刃、次元波動の影響を受け砕け散る。幾つかの欠片に分
かれ、アルエリアへ。
AC1389
 西方リドネイアにて、リドネイア継承戦争勃発。
 シオン=ヴァナハ、戦場と化した街で神魔の血を引く人間の少女イル
ゥ=テンペストと出会う。イルゥは当時6才。
1999/ 5/ 4
 イルゥ死亡。その直後にイルゥ、自らの選択でシオンの精を受け、神
魔として覚醒する。
 膨大な魔力を消耗したシオン、イルゥを連れ魔界へ帰還し、数年を過
ごす。
 その間にイルゥは老飛竜シルドラ婆からいくつかの技を学ぶ。シオン
はイルゥの父親の手がかりを探すが、全て徒労に終わる。
AC1391
 エミィ、ルディ=エトラムと共に傭兵としてルアド戦役に参戦。が、
イクティス=グライドのSTVエンジンが寿命を迎えてしまう。この時
代、STM製のエンジンの入手はまず不可能であった。
 エミィ、神魔装甲を失う。
 ルディ、故郷の北方へ帰る。その途中によった街の歓楽街で同じく北
方出身の少女エユーシア=マグナと出会う。ルディは彼女を身請けする
事に。
 エミィ、グルーオン邸へ。新設計の魔導エンジンを搭載した第3の機
動装甲の開発に着手する。同時にイオン=シナプス、グルーオンの手に
より長期間に渡る調整に入る。生体システム系の最終調整であった。
 シオンもそれに便乗、グルーオン邸にて新型機の製作を開始する。
 シオンの神魔装甲『ライナス』、ロールアウト。エミィの持っていた
L−FAMの空戦兵器データを利用した高機動装甲であった。
 エミィの神魔装甲『グライド=テンプル2010』、完成する。ただ、
イオンは未だ調整中。
AC1395
 管理者ミサキ、エミィに絶対装甲スクウェアーの回収作戦の協力を要
請する。GT2010、初戦闘。ただ、イオン不在のためシオンがコ=
パイを務めるという最悪の状況であったため作戦は失敗に終わる。
 イオン参戦。GT2010は完全な力を発揮する事が可能になる。イ
ルゥがライナスを運んできた事もあり、絶対装甲の再回収作戦は何とか
成功。
 エミィ、GT2010の実戦データを採るためワグナ会戦に参戦する。
が、参戦するもコーカサス空挺騎士団の空前の活躍により、出番はなし。
結局データは採れなかった。

 世に言う『コーカサス空挺騎士団の連装降下作戦』である。
AC1398
 シオン、エミィに神魔装甲の開発を依頼。

 稀代の天才科学者・グルーオン=シナプス、永眠。ただ、精神データ
をイオンの後続機『IO−L』に移していたためこの後も登場する。
 エミィ、L−FAMへ。新型飛翔機の開発を協力するかたわら、ライ
ナスの後継機の設計を開始する。
 シオン、イルゥ18才の誕生日に神魔装甲エルファスを与え、姿を消
す。イルゥ、『現在のカード』を入手。
 イルゥ、シオンを追い旅に出る。唯一手掛かりを残したセイファート
雑技団に参加。
AC1424
 レフォルマ事件勃発。
 神界の娘レフォルマ=スゥ、好奇心から護衛機械の神法殻シュキプタ
ルを連れアルエリアへ降下。ちなみに神族の地上への降下は掟により重
罪である。そのうえ神界より魔力の乏しい地上では神法殻はろくに稼働
しなかった。数日後、黒服の男たちに拉致される。
 高位神族の一人ラーシエル=スゥ、天界のラアス=グレナデンに極秘
に接触をはかる。
 ロッサ=アナハイム、天界のラアスから指令を受ける。セイファート
雑技団、一路ルプガナへ。
 エミィ、ルプガナにて天界のラアス=グレナデンからの依頼を引き受
ける。
 L−FAMの見習い技師シリウス、囚われの少女レフォルマと運命の
邂逅を果たす。シリウス、レフォルマの救出作戦を決行。謎の空戦装甲
シュキプタルとともにレフォルマを助けだす。
 シリウス、魔剣『黒瞑剣』を操る黒の騎士グロフィルに敗北。謎の黒
服の男達にレフォルマを奪還される。
 シリウス、エミィの協力を得て再度レフォルマの救出作戦を決行する
が、失敗に終わる。絶体絶命のシリウスを救ったのはセイファート雑技
団とイルゥ=テンペストだった。
 陽動をしていたエミィは行方不明となる。
 シリウス、シュキプタルを持ちセイファート雑技団に強引に参加。ロッ
サの計らいで整備見習い兼護衛という地位に落ち着く。
 ロッサ=アナハイム率いるセイファート雑技団とグロフィル=ヴァル
ガド率いる黒服の一団、各地でレフォルマの争奪戦を繰り返す。
 エミィ、ノイルクにて黒服の男たちと遭遇する。グルーオンと妻のマ
イカ、IOシリーズのコピー機体であるWIOシリーズのウィオル(W
IO−R)とウィオス(WIO−S)を撃破。
 レフォルマ救出作戦開始。セイファートが陽動となりシリウスがシュ
キプタルで救出を行なう作戦であったが、グロフィルの重機動装甲ディ
ガルムを相手にシュキプタルは突如活動を停止してしまう。
 絶体絶命のシリウスとレフォルマを救ったのは行方不明のはずのエ
ミィであった。エミィのGT2010は圧倒的な威力で敵部隊を撃破、
シリウス達を救出する。
 イルゥ、夢の中で謎の女性に『過去のカード』を託される。
 エミィ、セイファートに整備士兼傭兵として参加。魔法力を失ったシュ
キプタルを修復する。が、魔力の足りないシュキプタルは依然として沈
黙を守ったままであった。
 セイファート、再びルプガナへ。シオン=ヴァナハと合流する。シオ
ンの調査で黒服の正体判明。何と敵(エネミィ)側の人間であった。
 アルエリアの存在と相容れないはずの敵。それに協力する人間の存在
はエミィ達を驚愕させるのに十分であった。
 エミィ、シリウスとシオンを連れてルプガナ深部の龍脈石へ。シュキ
プタルの魔力を手っ取りばやく回復させる為であった。
 その間、グロフィル率いる黒服の男達、セイファートの旗艦マレー
ネ=ディートリヒを強襲。完全な奇襲に対応し切れず、レフォルマをさ
らわれてしまう。マレーネは中破。エミィたちは完全に後手に回る事に。
 セイファート、シオンの導きで黒服の本拠地ドゥン渓谷へ。神族の娘
レフォルマを贄とする破壊者召喚の儀式は目前であった。
 レフォルマをめぐる最終決戦。エミィ達の神魔装甲補翼隊は黒服の機
動装甲大隊(25機)を撃滅、レフォルマの救出に成功する。
 シュキプタル、レフォルマの力を得て完全復活。グロフィルの機動装
甲アド=ディガルムと激闘の末、辛くも勝利する。
 レフォルマ、セイファートに捕縛される。セイファートに課せられた
任務は神界の重罪犯レフォルマを捕まえる事であった。
 ただ、五体満足で捕まえる事が絶対条件であったのは言うまでもない。
 レフォルマ、神界王の一人である術神ラシン=へセットの判決により
神界を追放、天界の預かりとなる。『希望のカード』の継承者であるシ
リウスと神法殻シュキプタルもそれに同行する事に。
AC1430
 イルゥ=テンペスト、セイファートにいた関係で正式に管理者の仲間
入りをする。
AC1432       
 アイユス=テンペスト、誕生。
            
 アイユス、天界ですくすくと育つ。相変わらず放浪しっぱなしのシオ
ンと管理者として何かと忙しいイルゥを尻目に屈折もせずまともに成長
した。これも兄姉代わりとなっていたシリウスやレフォルマのおかげで
あろう。
 親はなくとも子は育つの見本である。
 エミィ、L−FAMの空力装甲の開発に力を貸す。報酬代わりに極秘
裡にADM理論を手に入れる。
 アイユス、雷獣ライナスとトモダチになる。これ以降ライナスはアイ
ユスの相棒になることに。
 シリウスとレフォルマ、管理者ラアスの計らいで魔法学園へ。何と教
師になる。神法殻シュキプタルは学園のどこかに封印された。
 シオン、エミィに神魔装甲の開発を依頼する。
 アイユス、管理者ラアスの下で剣術の修業を始める。シリウスに仕込
まれた武術の基礎もあってか、目覚しい上達ぶりであった。
 世界初のADM仕様機である神魔装甲『エルファス′(dash)』、エ
ミィ=ランティアの手により完成。エミィ、最終調整の為天界のアイユ
スのもとへ。
 龍脈のエネルギープールである恒久遺構『次元迷宮ヘブンラビリンス』
の管理人、死亡。龍脈の流れも変わり、エネルギー流量も減少しつつあっ
た。
 東方の仙洞、飛燕山聡焔洞の仙妹・燕壮悠、兄であり師匠である神仙・
燕壮鳳から仙封・空歪鞘と仙術殻・飛燕を授けられる。同時に壮鳳の命
を受け、西方へ武者修行の旅に。
 アスカ=バイブルとエド=ワールド、魔法学園に入学する。
 『闇の王』、来訪。水の神殿の消滅。
 西方動乱(第一次)の始まり。
 観察者『天命のイザヤ』、アルエリア西方に来訪。
 エミィにエルファス′を受け取ったアイユス、雷獣ライナスを連れ武
者修行の為アルエリアへ。
 エミィ、魔法学園へ。封印図書館にて『封印されし守護者』との会話。
 風の村、闇の王の襲撃を受け、壊滅。村の神殿にあった浮遊石は破壊
される。闇の王は風の守護者の出現により撤退。
 唯一の生き残りとなった風の巫女エルナ、精霊機・風の王を持ち放浪
の旅に出る。
 アイユス、旅の剣士・燕と出会う。通常戦、装甲戦の両試合で敗北し
た燕、アイユスにつきまとって行動を共にする事に。
 エミィ、GT2010をADM仕様に改装。シオン、ルプガナにてイ
ザヤと戦い、引き分ける。
 アイユス、死の迷宮ヘブンラビリンスに挑み、踏破する。L=THE
(エルザ)との出会い。エルザより謎の双剣『双黒』を入手する。
 イェル海沖会戦。
 アイユス、ラアスの依頼で同会戦に参加。イェル複製騎士団25機を
たった一人で壊滅させる。
 第3世代空戦装甲・ADMの実戦試作機ア=カウントADM、初の実
戦投入。飛翔装甲相手に大きな戦果を上げる。
 エルナ、闇の王と戦うが敗北、風の王は大破する。絶体絶命のエルナ
を救ったのはイザヤであった。直後、アイユスや燕と出会う。
 風の王、天才製曲者ハープ=シコードの手により風の王・弐番として
復元される。
 シオン、闇の王の襲撃を受ける。この頃、魔界でも動乱の気配が感じ
られるようになっていた。
 エミィ、アイユスやエルナ達を連れ、魔法学園へ。アルエリアの要の
大樹『神の御業』を襲う闇の王の迎撃する事が目的であった。シリウス
やレフォルマの協力もあり、迎撃に成功する。
 アスカとエド、封印図書館にて何と『封印されし守護者』の封印を解
いてしまう。それぞれ『未来』と『世界』のカードを授けられる。
 アイユスやエルナ、各地のポインタやマーカーを守る戦いを繰り広げ
る。エイガード達の協力もあったが、神出鬼没の闇の王に対し、打つ手
がないのが実際の状況であった。
 風の守護者出現。エルナ、『風のカード』と龍剣リンドヴルムを賜る。
『風の姫』としての力を覚醒。
 ノイルク王国のイージス王、老衰の為死亡。エミィとイオンに不可解
なメッセージを残して……。
AC1460
 魔法学園から追放者発生。
 戦いは続く。が、闇の王一人を相手に戦況は悪化していく一方であっ
た。アルエリアの龍脈の大半が闇の王の力で汚染されていたのである。
 龍脈流最後の砦、海梁と魔法学園に干渉が始まる。アイユス達は最終
手段としてエルザの力を借り、ヘブンラビリンスから龍脈内に直接潜入
を決行。
AC1470
 龍脈流決戦。
 アイユスと燕、エルザは黒龍脈の化身『黒龍』と、エルナは闇の王と
激しい戦いを繰り広げる。
 アイユスと燕、エルザは黒龍脈の化身『黒龍』と、エルナは闇の王と
激しい戦いを繰り広げる。
 闇の王には勝利するも、アイユスとエルザは龍脈の暴走に巻き込まれ
行方不明に。
 エミィ、龍脈に潜入する。汎魔殿にて天魔アモンとの会話。東方の人
間に言伝を託される。
 龍脈からヘブンラビリンスに脱出した闇の王、待ち伏せていたシオ
ン=ヴァナハに消去される。その余波でヘブンラビリンス消滅。
 闇の王戦争(西方動乱)、一応の終決。ただ、アイユスとエルザは行
方不明のままであった。魔獣ライナスは天界へ帰還。
 異空間を漂うアイユスとエルザ、ルフと名乗る謎の少年にある約束を
条件に助けられ、アルエリアへ帰還。
 エルザ、ヘブンラビリンス消滅につきその一切の義務と責任を抹消さ
れる。エルザはこの後アイユスと行動を共にする事に。
 アイユス、エミィに敗北。エルザを連れて修行の旅へ。
 風の姫エルナ、風の村に風の王・弐番をマーカーとして封印し、新た
な旅に出る。風の村の生き残りを探すためであった。
 燕壮悠、数年ぶりに東方へ帰還。実兄である燕壮鳳と再会する。仙術
殻『飛燕』、改修。
 魔界にてダーク=ロードとアース=シェイカーの領をまとめあげた魔
族ラクナ=クード、サー=ウインドとゲート=キーパーに宣戦布告する。
 魔界動乱(第三次)の始まりであった…が、残りの魔界貴族の後継者
ギア=ランティアとナウシズ=ヴァナハの圧倒的な力によりたったの一
日で終結。
 ラクナ=クードはDロード領とAシェイカー領の主となる事で落ち着
く。
AC1503
 中位眷属である弥生、本格的な活動を開始する。
 イージス国王陵墓の盗掘事件。
 東方動乱。
 エミィ、シオンと共に東方へ。天魔アモンの言伝を伝えるためであっ
た。
 シオン、波聞山偏紘洞へ。灼槍使いの煌紅蓮、旋棍使いの柊落葉と出
会う。師匠である紘呟大人との再会。シオンはしばらく修業することに。
 燕、使いで来た偏紘洞にて何とエミィと再会する。直後、壮鳳の指示
により東方に不慣れなエミィの道案内を引き受けることに。いい迷惑で
あった。
 エミィ、幽冥山幻妙洞にて東方の観察者・紫幻幽女とその護衛者・狐
面と出会う(紫幻とは再会しただけであるが)。
 ユイカとの再会。
AC1600
 天魔ルア=シフ、漆拾弐天魔とその配下を率いてアルエリアへの侵攻
を開始する。
 破壊者戦争(第二次)の勃発。
 監視者アスカ=バイブル、汎魔殿の侵入を確認。ギアラルの鍵を展開
させ、光の柱を発動させる。それは新たなる破壊者戦争の始まりであっ
た。終幕・『黄昏の章』開幕。
 破壊者戦争(第二次)勃発。
 魔界はギア、ナウシズ、ラクナ=クード達三人の指揮で天魔の迎撃に
あたる。
 東方では紅蓮や落葉、燕兄妹、狐面が紫幻を助けて天魔と戦っていた。
 神界の三神王とラーシエル率いるスゥの一族、神界軍を率い神界に攻
勢を仕掛けてきた天魔と戦う。
 天界にてラアス=グレナデン、ついに動く。エイガードやミサキを直
接指揮し、天魔を迎え撃つ。
 北方、南方でもそれぞれ激戦が繰り広げられていた。とは言え西方ほ
どではなかったが。ウスバヤ率いる北方の六芒星、パシアン率いる南方
の五芒星がそれぞれ迎撃に動く。
 覚醒者アイユス、『勇気』のカードの主となり西方に帰還。エルザも
同時に帰還する。この時エルザは『愛』のカードの主となっていた。神
魔装甲エルファス″(ダブルダッシュ)を駆り天魔相手に遊撃戦を繰り
広げる。
 エド、東方より入手した仙封『破図』を用いて天魔の群れを討つ。
 希望のシリウスと星辰のレフォルマも魔法学園にてシュキプタルΓ
(ガンマ)を駆り、『神の御業』防衛戦に参戦。
 管理者イルゥ=テンペスト、ラアスの指示によりアルエリアに降りる。
再び『現在』のカードの主となり、神魔装甲エルファス・シードととも
に天魔と戦うことに。
 観察者エミィ、イオンとともにGTデスティニーを駆り、激戦の中へ。
 エミィ、シオン、イオン、北方との境で六芒星ルディ=エトラムと再
会。同時に同じく六芒星であるエユーシア、中位眷属の弥生と出会う。
 殺戮者シオン、殺戮仙封『殺戮の七』の封印を全て解除。イルゥと合
流して天魔と戦う。
 この戦いでシオンは高位天魔と戦い、片腕を失う。

 四界龍皇セテトの解放。
 風の姫エルナ、風の王・霊式を復活させる。霊式を駆り闇の王を生み
だした天魔アモンと戦う。霊式は消滅、エルナも重傷を負うが勝利。
 アイユス、ルフと再会。エルザが天魔ヴァファルに捕らえられ、アイ
ユスは脅迫される。が、エルザはヴァファルを一瞬で抹消。アイユスは
天魔ルア=シフ、すなわちルフとの約束を果たすため、彼との決戦に挑
む。
             

 はるかな年月が過ぎ去る。

            
 次元航行技術の再発見。
 エミィとイオン、新たなるAMであるGTマスカーノルンを駆り、宇
宙へ。
 バルディエット=スゥ、ラチェット=ブースター達と出会う。マス
カーノルン、新装備オーバーライトニング=ブースターを得る。
 そして、舞台は新次元へ。
                                

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