サー=ウインド(ギヒ=ランティア) | 第二階位神魔(魔界貴族) |
4大魔界貴族の一人。強力なヴァンパイアで、空の魔物と命なきもの達の主。一 人の人間の女を愛し、それ以来自ら血を吸う事を禁じた。が、力が衰えたかといえ ばそう言うわけではないらしい。 アルエリアに来訪したエミィに最も初めに出会った人物で、エミィの義理の父親 でもある。後に彼女の正体とその目的を知るが、その事を口に出すことは殆ど無 い。 汎用高機動型の戦人。強行偵察、遊撃、撹乱などに大きな戦果を発揮した。非常 にバランスの良いタイプだったが、それ以上に維持費がかかったため性能の割に普 及はしなかった。 |
ジェミナ・ジェミナス | 十二守護者 |
龍脈の要である世界最大の大樹『神の御業』の守護者。神の御業に建てられた魔 法学園に生徒として、双子の少女の姿に化身して過ごしている。 何の因果か双子の魔法使いとして、エイ=ガード四番機 『グラン=ヴァーン』 の操者となる事に。 |
シオン=ヴァナハ | 第三階位神魔(魔界貴人) |
魔族の青年。西方の魔術と東方の仙術に自分の魔技を加えた我流魔法を使う魔法 戦士である。特に仙陣や結界の攻略は天才的。器用なのか大抵の事はこなし、剣術 から医術、占術、機動装甲の開発から子育て、料理にいたるまで何でもやれる。 非常に強力な攻撃仙封『殺戮の七』を持って戦い、戦闘形態テラー=ビーストに 化身できる。それ故か、その通称は『殺戮者シオン』。 第二次魔界動乱後、イルゥ=テンペストを養女にし、神魔として覚醒させる。彼 女とは後に結婚しているという大犯罪者(苦笑) 機動装甲ヴィヴラ=フォルン(後に神魔装甲ライナス)を駆り、また、謎のルー トで『闇のカード』を手に入れている。 4大魔界貴族ゲート=キーパーの息子で、継承権はないものの(ゲート=キー パーは完全女系制度)一族最強と言われるほどの実力を持つ高位神魔。 エミィの行動に興味を持ち、物語の終盤まで登場することになる。 後の12人騎士の筆頭で、騎士の中でもイオンと並び最も付き合いが長い。 幼名を千早、という。 |
紫幻幽女(しげんゆうじょ) | 来訪者 |
東方の観察者。エミィよりもやや年下に見える美少女である。ぽーっとしている が、実際は芯の強い性格。ただ、何もない所で転ぶタイプ。 観察者の中でも最も高い防御・支援能力を持つが、攻撃力は最も低い。それゆ え、絶大な戦闘力を持つ狐面は非常に理想的な護衛者である。そして、観察者とし て永遠の孤独を過ごしてきた紫幻にとって、永遠の時を共に過ごしてくれる存在は 何よりも欲するものであった。今の狐面は護衛者以上の、何よりも大切なパート ナーである。普段は凛としているが、狐面と二人だけの時は彼に甘えたりといった 設定年令よりも幼い面を見せる。 支援用眷属の一体で、完全攻撃型の眷属であるエミィ=ランティアとよくコンビ を組んで戦っていた。当然エミィとは非常に仲がいい。 全ての攻撃に対し絶対の防御を展開する防御仙封『翠玉鏡(すいぎょくきょ う)』と、彼女の持つ治癒能力と守護能力を強化させる支援仙封『護霊仙衣(ご りょうせんい)』を持つ。 |
柊落葉 (しゅう らくよう) | 神仙 |
波聞山偏紘洞の神仙見習いで、煌紅蓮の姉弟子に当たる。シオンの残した攻撃仙 封『旋棍(せんこん)』を使う。偏紘洞に入ってもう15年程になるため仙技もい くらか使え、旋棍の使い方もかなりのもの。熱血直情な紅蓮は対照的に冷静沈着な 性格で、紅蓮のストッパー役を引き受けることが多い。ただ、一度カッとなると紅 蓮よりも手が付けられないという。 後に北斗七星・文曲(もんごく)として天魔達と死闘を繰り広げる。 |
神法殻シュキプタル | 神法殻 |
レフォルマがシリウスに託した滑空機。骨董品と言える程の旧式らしいが、何と 最新鋭機動装甲とも互角に刃を交える大パワーを持つ。あまりに古いため、L−F AMやセイファートの整備班でも見た事がないらしい。主武装は電撃短槍と小型 盾。時々自らの意志で動く。 第2幕中盤で一度中破するが、エミィによって修復される。終幕では二人乗りの 最終形態シュキプタルΓ(ガンマ)に改装されて再登場。 神界で造られた神法殻(一種の神魔装甲)。本来は完全に自己意志だけで動ける のだが、アルエリア上では魔力が足りないため駆り手が必要となる。神界ではレ フォルマのお目付け役だったらしいが、あまり役に立ってないように思うのは気の せいか? |
シリウス | 人間 |
レフォルマ事件の中心人物の一人で、浮遊都市ルプガナに住む見習い技師の元気 少年。両親とは死別しているらしいがそんな事は気にせず、L−FAMで毎日忙し い日々を送っている。 ある日ふと出会った少女に一目惚れしてしまう。囚われの彼女を追い掛けるうち に、彼は世界を揺るがす大陰謀に立ち向かっていくことに。我流の棍術と滑空機 シュキプタルを駆り、黒騎士グロフィル率いる黒服の男達と熾烈な戦いを繰り広げ る。 魔導銃(正式には十二支封神火筒と呼ばれる最上位仙封であるが)。後に父親の 形見である『希望』のカードを持ち、後に管理者、さらに12人騎士となり、『希 望のシリウス』と呼ばれる。 |
セフィ・ジェミナス | 人間(?) |
十二守護者ジェミナ・ジェミナスの化身した姿の片一方。十歳くらいの少女の姿 をしており、治癒法術や防御法術を使う。 ルフィと違って落ち着いており、礼儀正しい性格。 天界の誇る絶対防衛兵器エイ=ガードの、魔法戦に特化された四番機『グラン= ヴァーン』の操者の一人。なお、グラン=ヴァーン分離形態では、防御法術を得意 とする『ラ=ヴァーン』を操る。 |