混迷界群雄伝 設定紹介
-Character Introduction-

ら〜ろ


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ラーシエル=スゥ 神族
 レフォルマの父親で、神界最強の氏族であるスゥの一族の長。神王に次ぐ神界の
最高幹部。ものすっごくエライ人。魔界と違いアルエリアには干渉しない主義の神
界での自分の立場を慮って天界のラアスに娘の保護を依頼する。以外と子煩悩だっ
たりして。
 レフォルマ事件のごく終盤でやっと登場、地上に残る事にした愛娘をシリウスに
託す。

 イルゥの祖父、ドミニオン=テンペストの親友だったらしく、彼女にドミニオン
の形見である審剣ドミニオンブレードを与えている。

ラアス=グレナデン 管理者
 管理者の最高幹部の一人で、事実上西方アルエリア管理の最高責任者。エミィ来
訪をいち早く察知して迎えを出したり、アイユスの才能を見抜いて自分のもとで修
業させたりとその行動には抜け目がない。サー=ウインドとも個人的な知り合いで
ある。
 物凄い剣の達人で、烈剣デイブレードを編み出した。
 名前はともかくその姿は第二次破壊者戦争の時まで登場しない。

機動装甲 ラーディ=ヴァイス ナセル社製機動装甲
 傭兵ルディ=エトラムの駆る白兵戦用機動装甲。機動装甲メーカーの大手である
ナセル社の開発した試作型AMで、極めて高い性能を持つ。
 両肩に何と高速遊撃艦の使用する小型ジェネレーター(通常の機動装甲の使用す
る物の約7〜8倍の出力)が二基も搭載されており、その膨大な出力で大出力スラ
スター、エネルギーブレード、収束粒子装甲をムリヤリ稼働させるという非常に無
茶な造りになっている。当然ながらその操作性は最低極まりなく、それを駆れるの
は天才パイロットと称されたルディなればこそ。

 実は技術者連中が退職するルディへの腹いせに造ったとまことしやかに噂されて
いる。
 ちなみにGTシリーズや神魔装甲をさしおいて、第二次魔界動乱の時期で最も強
力な機動装甲。

神魔装甲ライナス 神魔装甲
 エミィがシオンの設計コンセプトをもとにGT2010と同時期に開発した蒼い
神魔装甲。シオン=ヴァナハ専用機としてGT2010より多少早く完成した。
 初代グライド=テンプル直系の後継機的な存在で、軽量高機動な可変神魔装甲で
ある。特筆すべきは初代GTにあったようなフレームの欠点が解消されている点。
これはエミィがL−FAMで入手した空戦装甲のデータが生かされた故。
 形式番号はELAS-001。

ライナス 魔獣
 アイユスのトモダチ。その正体は天界でも最強を誇る雷の魔獣『雷皇』の子供で
ある。高い知能を持ち、人語を喋るライナスは図らずも世間知らずなアイユスの的
確なツッコミ役となってしまう。
 傍から見るとちょっと大きめの犬でしかないので、燕やエルザに結構可愛がられ
ている。何か違うかもしれないが。


ルフィ・ジェミナス 人間(?)
 十二守護者ジェミナ・ジェミナスの化身した姿の片一方。十歳くらいの少女の姿
をしており、強力な攻撃魔法を使う。
 少し攻撃的で気分屋な所がある。

 天界の誇る絶対防衛兵器エイ=ガードの、魔法戦に特化された四番機『グラン=
ヴァーン』の操者の一人。なお、グラン=ヴァーン分離形態では、攻撃魔法に特化
されたタイプの『グ=ラーヴァ』を操る。

ルディ=エトラム 人間
 北方出身の傭兵。一般人としては異常とも言える程の機動装甲の駆動センスを
持っており、かつてはナセル社で超天才テストパイロットの名をほしいままにして
いた。ただ、開発者達との仲が徹底的に悪かったため社を早々に退職、傭兵とな
る。ルアド戦役後、エユーシアと故郷の北方に帰った。

 後に六芒星の一人として天魔と戦う。どうやら六芒星などに任命されると寿命が
延びるらしい(謎)。

レフォルマ=スゥ 第四階位神族
 レフォルマ事件最大のキーパーソン。可憐な美少女であるが、明るく多少御転婆
な所がある。シュキプタルたち機動装甲を人間と同じように扱う一風変わった少
女。『星辰の力』と呼ばれる力を持つらしく、黒服の男達に捕らえられている。シ
リウスに滑空機シュキプタルを託すが……
 夢の中で謎の女性に『過去』のカードを託され、12人騎士となる事に。シリウ
スとは相思相愛っぽい微妙な関係。

 神界の最有力氏族であるスゥの一族の重鎮、ラーシエルの一人娘。三神王達にも
気に入られており、そのおかげで地上への降下という大罪を犯してもほとんど不問
となった何ともラッキーなお嬢さん。考えたらアルエリア一のトラブルメーカーか
も……

ロッサ=アナハイム 人間(?)
 セイファート雑技団の座長兼重装艦マレーネ=ディートリヒの艦長。普段は昼行
灯だが、有事には非常に有能な指揮官となるので誰も文句を言わないらしい。
 かつてはアルエリアでも有数の戦略家だった。剣も魔法も凄まじい実力を持つ
が、それを顕すことは滅多にない。


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