機動装甲グライド=テンプル | グルーオン製機動装甲 |
グルーオン=シナプスが機動装甲バルバドス=テンプルを改装して造り上げた高 性能機動装甲。バルバドスのフレームとエンジンをそのまま採用しているため飛行 形態に変形する事が出来る。 最大の欠点であった脆弱なフレームはある程度改善されたもののやはり脆く、ス トラディバリ・エンジンの大出力を完全に発揮する事は出来なかった。しかも基本 性能がヘタにあがった為操作性の悪さがさらに上がり、イオンが登場するまではエ ミィでは乗りこなせなかったため魔界に封印されていた。イオン登場後は機動装甲 としては異例の二人乗りに改装されることに。 シノク戦役においてフレームの負荷が限界に達しついに擱座、イクティス=グラ イドにその座を譲る。 前期型のA、後期型のB、対神魔装甲仕様の最後期型であるCの3バージョンが 存在する。 形式番号はGSGT-036-A(前期型)、ELGT-001-B(後期型)、ELGT-001-C(最後期 型)。多くの場合GTと省略して呼称される。 |
グライド=テンプル2010 | 神魔装甲 |
エミィの駆る最後の神魔装甲。初めから神魔装甲として設計されており、今まで の2機とは全く違うコンセプトを持つ。 可変機構、ブースト機構などの特殊な機構は一切取り払われた非常にシンプルな 作りになっている。だが、新たに組み上げられた新型エンジン「TRB」のおかげ でそれを補って余りある高い性能を獲得している。大抵の装備はオプション化され ており、さまざまな局面に柔軟に対応することが可能。基本設計にかなり余裕を持 たせているため、汎用性も高い。 特殊金属イヴンタイトで造られたフレームを使用しているためイオンと同じく事 実上無限の寿命を持つ。この為、何度かの改装を繰り返し、物語の最終章まで登場 することに。 形式番号ELGT-003-ALF(初期型)、ELGT-003-ADM(空力装甲仕様)、ELGT-003- DST(GTディスティニー)、ELGT-004-MKN(最終形態)。 |
グルーオン=シナプス | 人間 |
イオンを造り上げた天才総合科学者。戦人とエミィのデータを解析し不老不死の 特殊素材、超代謝金属を作った。が、イオンに施した後はそれをあっさりと破棄。 軍事利用を嫌い二度と使うことはなかった。興味本位が行動理由の大半を占める マッドサイエンティスト。 エミィに機動装甲の技術を教えたのは、彼女のデータをもらった代金のようなも の。間奏#1で老衰の為死亡するが、この後も人格を自ら開発したIO−L(タイ プ12)に移植していたため時々登場する。 |
グロフィル=ヴァルガド | 人間 |
破壊者側の人間による傭兵組織『黒瞑』の首領。まさに鬼神のごとき強さを持 ち、その圧倒的な恐怖で黒服の男達を統率する。闇刃の欠片の魔剣『黒瞑剣』を操 る黒衣の騎士。 超重量級の機動装甲ディ=ガルム及びアド=ディガルムを駆ってレフォルマ奪取 に暗躍する。 セイファートのロッサと何やら因縁があったらしい。 最後はロッサ、シリウスと同時に決着を付けるために体を二つに分けて機械化 し、壮絶な戦いを繰り広げた。 |
黒服の男 | 人間 |
グロフィルの部下。常に黒い服を着ているためセイファートの連中からそう呼称 される。ちなみに正式名称は不明。 今回は某国に依頼されての活動だったようだ。 |
ゲート=キーパー(イウス=ヴァナハ) | 第二階位神魔(魔界貴族) |
4大魔界貴族の一人。魔界とアルエリアの境界・『次元門』の管理者で、魔界最 強の魔導制御力を持つ。 シオン=ヴァナハの母親。 ゲートキーパーの一族は元々後方支援用の戦人として開発されている。特に簡易 型の次元制御デバイスを組み込まれて最前線の補給要員としての役を負う事が多く、 デバイス制御に必要な高い魔法能力を持つ。 イウスの一族はM型(MIYASITA-Type)と呼ばれる特に魔法戦闘に秀でたタイプ。 多大な魔力と肉体への負荷に対抗するため、テラー=ビーストと呼ばれる一時的な 肉体強化システムを与えられている。 |
煌紅蓮 (こう ぐれん) | 神仙 |
シオンの修行地、波聞山偏紘洞の若き神仙見習い。シオンの残した白兵戦用仙封 『灼槍(しゃくそう)』と射撃仙封『輝鏑(きてき)』を使う。偏紘洞に来てまだ 3年しか経っていないため技自体は未熟だが、一端の仙封である灼槍を使うことと いいかなりの素質がある。 後に落葉と共に紫幻に協力し、天魔達と激闘を繰り広げることに。北斗七星の一 人で、武曲(むごく)の名を与えられる。 |
仙封妖・狐面(せんぷうよう・こめん) | 生体仙封 |
仙封妖とは契約を結んだ主人を護衛してくれる特殊な護衛仙封の総称である。彼 らは主人が生きているかぎり不死身の体を持ち、あらゆる攻撃系の術や陣の影響を 受け付けない。まさに無敵の護衛仙封であるが、その能力を発動する度に契約者の 寿命を消費するという致命的欠陥ため、その想像を絶する性能の割に普及しなかっ た。仙封妖を『神仙殺し』と呼ぶのはここから来ている。 狐面は完璧な自意識と最強クラスの戦闘能力を持つ究極とも言える仙封妖であっ たが、その高性能さゆえ契約者の寿命の消費も半端ではなく、契約されることは殆 どなかった。 神仙を襲い仙気を奪う半ば鬼となった彼は、無限の寿命を持つ紫幻幽女と出会う ことで仙封妖としての己を取り戻し、永遠の生を授かることになる。 彼は九本の狐尾を持つ長身の男性型をしており、常に狐の面を被っている。ちな みに素顔は超美形。初めは紫幻をただの契約者としか見ていなかったが、近ごろは 不死身の筈の自分の身を心から案じてくれる紫幻に対し心境に変化があるらしい。 後の北斗七星の一人で、簾貞(れんちょう)の名を与えられることに。 |